トイプードル社会化不足だとどうなるの!?

散歩している他の犬を見たときには、あいさつをさせることはNGですが、近づいて見せることはOKなので積極的に犬が散歩するようなコースを歩くのもおすすめします。

他の犬に慣れさせる

予防接種が終わったらまず、他の犬に慣れさせるため、ドッグランやパピークラスに参加しましょう。

ドッグランに行く際には、犬の体格別にエリア分けされているところを選ぶのをおすすめします。

トイプードルは小さいので、中・大型犬と同じエリアだとどうしてもケガの心配があります。

中・大型犬にとっては遊んでいるつもりでも、他の犬に慣れていないトイプードルにとっては脅威になってしまい、トラウマになりかねません。

またドッグランでは最初からノーリードで自由にさせるのではなく、場所に慣れるまではリードをつけたり抱っこをして様子をみるようにしましょう

パピークラスに参加しよう♪

社会化をする上でおすすめなのがパピークラスになります。

定期的に動物病院やドッグサロン、ドッグカフェなどで開催しています。

だいたい同じ年齢の子犬たちが集まって遊んだり、トレーニングをしたりします。

成犬だとどうしても力や体力で負けてしまい、相性が悪いとケンカになってしまい悪循環です。

犬に慣れてもらう前に犬嫌いにさせないためにも、同じくらいの年齢の子犬同士でじゃれる遊びをさせることをおすすめします。

パピークラスに参加するときの注意点

参加するパピークラスの内容をチェックするようにしてください。

中には単純に子犬たちを集めて遊ばせるだけという場合もあります。

きちんとしているところでは、参加する子犬の頭数に制限を設け、1匹1匹の動きを見て合うやり方でトレーニングを進めてくれるところがおすすめです。

またお手本になる社会化としつけトレーニングが完璧にされている成犬を中に入れ、子犬たちがじゃれついてきたり甘噛みをしてもびくともせず、リーダーになって学ばせるというところもあります。

いずれにしろ、衛生管理が行き届いているか不明かつ、限られたスペースに制限なく子犬を集めて遊ばせるようなパピークラスは避けた方がいいかもしれません。

トイプードルの社会化はのんびり楽しんでしよう

社会化をするのに最適な期間というのが決まっているぶん、私たち飼い主として責任を感じ、身構えてしまいがちです。

ですが私たちが緊張して固くなってしまうと、人の気持ちを過敏に読み取るトイプードルも同じく緊張してしまいます。

トイプードルの社会化を成功させるためのポイントを4つご紹介いたします。

1. 焦らずのんびり

限られた時間の社会化期だからと、焦りは絶対に禁物です。

毎日びっちりスケジュールでいろいろなことをやろうとしても、トイプードルは学習しきれず疲れてしまいます。

一気にいろんなことを学ばせようとしても、トイプードル自身が混乱してしまっては意味がありません。

たくさんのものに慣れてもらうのがゴールであって、トラウマになってしまっては大変です。

普段の生活の中で、いろんな音を聞かせたりしながら、のんびり無理なくするようにしましょう。

2. 叱ったり叩いたりは絶対NG

トイプードルが思うような反応をしてくれなかったり、いうことを聞かなかったりしても、大声で叱ったり、叩いたりは絶対にしないようにしてください。

そういった行為では絶対にトイプードルとの信頼関係は築けず、逆に萎縮してしまいます。

してほしくない行動に対しては叱るのではなく、短く「だめ」や「ノー」と言うだけに留め、数分無視するようにします。

飼い主さんに構ってもらうのがなによりも嬉しいので、数分の無視でもすごく嫌なことと判断し、嫌なことが起きないようにしようと学習します。

3. 遊びを取り入れる

子犬期はなににでも好奇心を持ち、試そうとします。

ただ集中力は続きません。

特に、つまらないトレーニングだと飽きてしまうでしょう。

遊びを取り入れることで、遊びに夢中になりながら、さまざまなことを覚える方が効率が良いので、スキンシップやコミュニケーションを取りながら楽しく社会化しましょう。

4. 無理をさせない

トイプードルの子犬は大変元気に見えますが、まだまだ体力はありません。

1日のスケジュールをびっちり詰め込み過ぎてしまうと、トイプードルのストレスになってしまいます。

また元の性格が怖がり、臆病、消極的といった場合、その性格に合わせて無理させないことが重要になります。

この記事のまとめ

トイプードル社会過不足だとどうなるの!?
  • 体重3.2〜4.5kgの小型犬。巻き毛のシングルコート
  • 毛色:ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、クリーム、ブラウン、ブルーなど
  • 性格:賢く物覚えがいい、好奇心旺盛、甘えん坊、献身的、フレンドリー
  • 犬の社会化:人間社会を柔軟性を持って吸収し、慣れること
  • 社会化の時期:生後2ヶ月から4ヶ月までの期間
  • 2回目の社会化:生後5ヶ月〜12ヶ月まで
  • 社会化ですること:人や他の犬に慣れる、音や物に慣れる、外の世界に慣れる
  • 社会化でしたいこと:多くの人に会わせる、家の中にあるものに慣れさせる、
  • 抱っこでいろんなところにお出かけしてみる、他の犬に慣れさせる、パピークラスに参加する
  • 社会化に失敗したら:他の犬や人に吠える、初めての場所やものを異常に怖がる、噛みつき癖がつくこともある
  • 成犬になっても時間はかかるが社会化は可能
  • 社会化で大事なこと:焦らずのんびり、叱ったり叩いたりは絶対NG、遊びを取り入れる、無理をさせない

トイプードル社会化不足だとどうなるの!? さいごに

トイプードルを家に迎えたときから、無理しない程度に少しずつ社会化を取り入れていきましょう。

遊びながら楽しく社会化を進めるのは、トイプードルも楽しく遊びの中で自然と慣れていきます。

みなさんのトイプードルがのびのびといろんなものに触れ、愛されトイプードルになりますように。

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