トイプードル社会化不足だとどうなるの!?

他の人に吠えることに関しては、友達や家族に協力してもらい、その人たちの手から大好きなおやつをあげたり、撫でてもらったりして、人は優しいということを覚えてもらいます。

犬に吠えることに関しては、できればしつけがちゃんとしてある犬に協力してもらえるのがベストです。

最初は強烈に吠えるでしょうが、そのうち必ず興味を示し出し、最終的に慣れて行くでしょう。

ただそれにはかなりの時間がかかるでしょうし、相手の犬はしつけができているおとなしい犬に限ります。

やんちゃな犬が相手だとケンカになる可能性があるので危険です。

犬に無理させる必要がない場合もある

その犬の性格にもよりますが、ある程度のものや人に慣れることはできても、他の犬に慣れるということが、とても難しい場合があります。

そんな時は、無理をしてまで犬と仲良くさせる必要はありません。

犬には必ずしも犬友達は必要ありませんし、飼い主さんや家族と仲良く一緒にいられれば十分幸せです。

飼い主としては、他の犬とかけっこする楽しみを知ってほしいと思うところですが、それだけが幸せではありません。

トイプードルの社会化はなにをするの?

では実際、社会化期にはなにをしたらいいのでしょうか。

生後2ヶ月~3ヶ月で家に迎えた場合、予防接種前ということもあり、思うように外に連れ出すのが難しく、社会化を失敗するケースがあります。

社会化で慣れて欲しいこととして、

  • 人や他の犬に慣れる
  • 音や物に慣れる
  • 外の世界に慣れる

があります。

まず人や他の犬に慣れるは、室内でも十分トレーニング可能です。

また音や物に関しては、さまざまな物に触れさせるのは室内ででき、音に関しては、Youtubeなどで雨や雷、車の音などを聴かせることもできます。

外の世界に慣れさせるには、予防接種前でも抱っこで外を歩かせるのはOKなので、積極的に抱っこお散歩に出かけましょう。

こうみてみると、社会化は外を歩かせるだけではなく、室内でできることもたくさんあることに気づきます。

できることをどんどん取り入れ、社会化を大事にしてください。

トイプードルの社会化でしたいこと

それでは具体的に社会化はなにをすればいいのか、方法をご紹介していきます。

決して難しいことはありません。

社会化を通し、飼い主さんとの絆もどんどん深まり、トイプードルも人間社会で生活するのに慣れることで、ストレスなく毎日楽しく生活できるようになります。

いいことしかない社会化をぜひ二人三脚で頑張りましょう。

多くの人に会わせる

トイプードルを家に迎えたら、飼い主さんはじめ家族みんなに慣れてもらうのが第一歩になります。

  • ご飯をあげる
  • 遊んであげる
  • お手入れをする
  • しつけトレーニングをする

トイプードルにより多く関わることで、トイプードルの気持ちはオープンになり、自分の家族という認識を持っていきます。

そして家族以外の人にもフレンドリーでいてもらうために、自宅に友人を招いたり、訪ねたりしてより多くの人に会い、触ってもらいましょう。

性別、年代に関係なく人間といると楽しいと学習できれば、愛されトイプードルに近づいていきます。

たまにあるのが、女性にはOKだけど男性を怖がって吠えるという場合があります。

比較的女性は男性に比べ小柄で声のキーが高いこともあり、犬にとって心地よく安心できるといわれ、一方男性は大柄で声が低いので、怖いと感じてしまうのでしょう。

こういうケースの場合でも諦めないでください。

怖くないとわかってもらうために、初めはトイプードルから距離を取って座り、様子を見ます。

吠えるのをやめ落ち着いてきたら、男性の手からおやつをあげるなどして、怖がる必要がないことを根気よく教えていきます。

家の中にあるものに慣れさせる

生活音に慣れさせましょう。

まず室内にある音として、

  • 玄関のインターホン
  • 掃除機
  • ドライヤー

など、大きな音が鳴るものに慣れさせます。

使うときにそれぞれのアイテムを使うときに音を聞かせるというより、積極的に音を出して慣れさせるのがポイントになります。

まずは音を出す前に、それぞれのものの匂いを嗅がせたり触らせてみて、それから音を出すという方法をとってみてください。

また雨や雷、花火などときどき起こる音に関しては、Youtubeなどで音源を探して聞かせてみましょう。

抱っこでいろんなところにお出かけしてみる

生活音は室内だけではありませんね。

外に出ると、車や自転車の音、流れるコマーシャルの音、人の声、さまざまな音で溢れています。

それらを知らずに社会化期が過ぎてしまうと、いろんな知らない音に敏感になってしまいます。

予防接種前だと歩かせることはリスキーですが、抱っこで歩くのはOKです。

1日に1回は外に抱っこで連れ出し、さまざまな音を聞かせ、いろんなものを見せるようにしましょう。

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