ただし、にんじんは固くて消化されにくいため、すりおろしたり細かく刻んだり茹でるなどして調理法の工夫が必要になります。
◆ブロッコリー
ブロッコリーには、スルフォラファンという成分が含まれていて、その物質は解毒や抗酸化作用があるそうで、がん予防にいいと言われています。
それは犬にも同じ効果がありそうです。
ただし、甲状腺が弱い犬にあげると逆効果になることもあるため、健康な犬限定であげることをおすすめします。
食物繊維の多い芯の部分はできるだけ避けて、房の部分を加熱してから与えてあげましょう。
◆かぼちゃ
かぼちゃはビタミンがとても豊富で、栄養価がとても高いおすすめ野菜です。
甘いので、体力が低下しているシニア犬や、夏バテ気味の犬へもおすすめできます。
ただかぼちゃはカロリーが高いので、与え過ぎは肥満の原因になるので要注意です。
生のままだと消化不良の原因になってしまうため、必ず柔らかくなるまで加熱してから与えるようにしましょう。
◆ピーマン
緑黄色野菜の代表ピーマンも犬に食べさせても大丈夫です。
ピーマンは、βカロチンやビタミンが豊富です。
加熱してもビタミンCなどが壊されることなく摂取できます。
ただし、微量ですが関節炎を引き起こすアルカロイドが含まれています。
骨が弱い子や高齢犬にピーマンを与えることは、念のため避けた方がよいかもしれません。
加熱すると甘みが増してやわらかくなるので食べやすくなるでしょう。
◆さつまいも
ビタミンや食物繊維が豊富なさつまいもは、便秘がちな犬に最適です。
また、カリウムやビタミンBが多く含まれているので、血圧低下や血流を良くしてくれる働きがあります。
ただし、さつまいもは甘い分カロリーが高いので、さつまいもが大好きな子も多いですが、肥満になりやすいため与え過ぎには注意しましょう。
皮を剝いて加熱したものを与えてあげましょう。
◆じゃがいも
じゃがいもは、食物アレルギーがある犬でも比較的安心して食べられる食材と言われている食材です。
ビタミンも豊富に含まれていますので、手作りご飯には積極的に取り入れたい食材ですね。
ただし、カロリーが割と高いことには注意が必要です。
皮を剝いて加熱して与えてあげましょう。
◆大根
大根もトイプードルに与えて良い食材です。
消化酵素が豊富でヘルシーなのでおすすめの食材です。
皮を剝いて、すりおろし又は細かくカットしたものを、生または加熱して与えてあげましょう。
◆きゅうり
きゅうりも犬に与えても良い食材です。
栄養がとても豊富な野菜ではありませんが、95%が水分からできており、体を冷やす作用があるため夏場の水分補給におすすめの食材です。
また、脂肪分を分解する働きがあるといわれているホスホリパーゼという酵素が含まれているため、肥満気味の犬の脂肪燃焼を手伝ってくれるでしょう。
よく水洗いをしてから与えてあげましょう。
フルーツ編
◆りんご
人の場合ですが、「1日1個のりんごで医者いらず」と言いますよね。
それは犬にも同様、りんごはトイプードルの体に良いでしょう。
リンゴに含まれるペクチンは腸に届くと腸の中を掃除してくれる作用があります。
不純物を排除してくれ、悪玉菌を減らし善玉菌を増やしてくれる働きもあります。
ポリフェノールも含まれていますので、積極的にあげてもいいフルーツになります。
必ず皮・種・芯を除いて与えるようにしましょう。
◆バナナ
バナナには脳内物質セロトニンを生成するのを助ける成分が含まれています。
セロトニンは、精神を安定させる働きがあり、バナナを食べることで心が落ち着くと言われます。
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