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犬用バンダナとは?
バンダナはインドのターバンから生まれた
まずはバンダナって何?というところからお話してみましょう。
バンダナという言葉はインドの染色技法である絞り染めのバンドニュー(bandhnu)からきています。
この絞り染めで作られた布はインドの人たちのターバンなどに多く使われていました。
このターバンを顔や首に巻くために使ったのがカウボーイです。
カウボーイは馬に乗って走るため、風塵などを避けるための顔を覆う布として利用していました。
街中では布を顔からずらして首に巻いているのが人目につき、布を首に巻くのがお洒落として流行したのが始まりです。
犬にバンダナは必要か?
特別な用途を持たないバンダナは犬にとって必ずしも必要なものではありません。
近頃では首輪ではなくハーネスを使うことも多くなってきましたので、首元のお洒落として巻いたのが始まりでしょう。
仔犬や首輪をするのを嫌がる犬の場合には、首輪に慣らすための前段階としてバンダナを利用することもあります。
また、バンダナに保冷剤を入れられるものや、濡らすと冷たくなるバンダナもありますので、夏の熱中症対策には便利に使えます。
バンダナは愛犬のお洒落も楽しみながら快適に過ごすためのグッズとして、いろいろな用途に合わせて上手く利用したいものですね。
犬用バンダナの使い方と注意点
犬用バンダナにも用途によって便利な使い方があります。
バンダナをお洒落に使うとき
犬用の可愛い洋服を着せたいけれど、うちの犬はどうしても洋服を嫌がって着てくれない、という方も多いのではないでしょうか。
そんなときはバンダナでお洒落を楽しむのはいかかでしょう。
洋服は嫌がってもバンダナなら首に巻くだけなので、違和感なく着けてくれることが多いようです。
市販のバンダナもたくさん出ていますが、手持ちの可愛いハンカチやスカーフ、お気に入りの柄の古着などを利用して手作りするのも楽しいですね。
首に結ぶと着けているうちに結び目がほどけて外れることがよくあります。
結び目をマジックテープにしたり、バンダナに首輪を通せるようにしたりして工夫すると外れにくくなります。
長毛種の場合には食事などのときに被毛が汚れないための犬用スタイ(よだれ掛け)の代わりに使うこともできます。
熱中症対策のための犬用バンダナ
市販されている犬用バンダナにはクールバンダナといわれる暑さ対策のためのバンダナがあります。
バンダナのポケットに保冷剤を入れて使うものと、バンダナを水に濡らすと気化熱によって冷たくなるものがあります。
・クールバンダナの使い方
クールバンダナを結ぶときに前で結ぶのか、後ろで結ぶのかと迷ったことはありませんか。
クールバンダナは後ろで結ぶのが正解です。
首の前には太い動脈である頚動脈があります。
この頚動脈を冷やすと体温を下げる効果があり熱中症予防になります。
・バンダナの保冷剤の危険性を知っておこう!