フレンチブルドッグが食べ物で中毒を起こしたら?動物看護師が説明します!

他にも、ぶどうやキシリトール、ナッツ類も中毒を引き起こすことがあるので注意が必要です。

中毒を起こした時の症状

ネギ類の中毒は、アリルプロジスファイドを摂取することで血液中のヘモグロビンが破壊され、溶血を起こします。
症状は、溶血性の貧血を起こしたり、黄疸や血尿をしたりするようになります。
また、元気や食欲はなくなりますし、下痢や嘔吐もみられます。
そして、最悪の場合は死に至ることもあります。
このような症状がでるのは食べてしまってから、数分~数時間後に出る場合が多いです。

チョコレート中毒の症状は、下痢や嘔吐、発熱、不整脈、頻脈、興奮、ふらつき、呼吸が荒くなるなどです。
テオブロミンの摂取量が多いと、痙攣を起こしたり、意識を失ったり、ひどい場合はそのまま昏睡状態になり、死に至ります。
このような症状がでるのは、
食べてしまってから、すぐに出るのではなく、数時間~24時間以内の場合が多いです。
食べてすぐに症状が出なかったとはいえ、安心できません。

フレンチブルドッグの場合は、中型犬でも体重がしっかりありますので、相当な量を食べなければ中毒にはなりません。
しかし、食べる勢いがすごいフレンチブルドッグの場合は、ぺろっと中毒量を食べてしまう場合がありますので、注意が必要です。

応急処置

食べては行けない者を食べた所を発見したら、すぐに吐かせることが応急処置として的確です。

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