少し子犬の気持ちになって考えてみて下さい。
母兄弟と離れて環境に慣れない不安の中で、急に部屋が暗くなり、飼い主の姿もなく、人の気配さえも感じなくなってしまった。
泣きたくなる気持ちも分かりませんか?飼い始めの頃は特に不安が大きく、飼い主が来てくれるまで泣き続けること日もあるでしょう。
また、その他の理由としては子犬は一日に18時間ほど寝るため、覚醒する時間のタイミングと睡眠の時間がずれてしまい運動不足や退屈で夜泣きをしてしまう事もあります。
対応
本来子犬は母犬や兄弟犬と触れ合って相手の体温を感じながら眠るので、母犬や兄弟犬の代わりになるようゲージ内にタオルやクッションを入れてあげたり、湯たんぽをタオルでくるんであげるなど、ぬくもりを感じられる環境にしてあげましょう。
飼い主の匂いのついた服などを入れてあげるのもいいでしょう。
また、寝てほしい時間の前は遊んで疲れさせてあげましょう。
子犬は泣き続けて飼い主が来るのを待ちますが、一度でも『どうしたの?さみしいの?』とかまってしまうと、泣き続ければ来てかまってくれると学習してしまいます。
泣けば来る、思いが通ると学んでしまうと、その後のしつけが大変になってしまいます。
かわいそうになる気持ちは分かりますが、夜泣き中は一貫して無視をする強い気持ちを持ちましょう。
成犬の夜泣き
原因
成犬の場合も子犬と同様、寂しさや運動不足が原因である可能性が考えられます。
成犬の場合はすでに夜泣きが常習化してしまっていることもあり、泣き続ければ飼い主が来てくれると学習した上でひたすら飼い主が来るまで泣く困った賢い犬もいます。
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