ウィペットの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ウィペットの基本情報

ウィペット

よく、イタリアングレーハウンドと間違われることがあるくらい、似ている2匹の犬ですが、実際は大きさだけでは無く、骨格も、頭の形も違うのです。
ウィペットの方が、基本的にはイタリアングレーハウンドより、やや大きいことが多いです。

どの犬種もそれぞれ個体で性格は様々ですが、ウィペットの場合、基本的にどの個体も順応で、無駄吠えが無く、とても飼いやすいのが最大な特徴です。

見た目はスレンダーで、バンビのような長い足がとても美しく、瞬発力と足の速さの能力はずば抜けています。

ウィペットの歴史

庶民の娯楽、レース犬として活躍

ウィペットは、想像の通り、グレーハウンドが元になって生まれた犬種になります。

19世紀、イギリスで畑の作物を荒らす、小動物を追い払うためにグレーハウンドを小型化したことに始まります。

当時、イギリスではドッグレースが大流行りで、富裕層のイギリス人たちはグレーハウンドを競争に使っていましたが、一般庶民は、ウィペットを使ってレースを楽しんでいたといわれます。

レース犬からショードック。
家庭犬へ

長い間、ウィペットはレース犬としてイギリス始め、その他のヨーロッパ、遠くはアメリカでも活躍をしていました。

時代は過ぎ、ウィペットの見た目の美しさや、愛情深い優しい性格は、確実に人々を虜にし、家庭犬として飼う人が増えていきました。

そして1888年。
ドッグショーに登場するようになり、1891年には、イギリスケンネルクラブに登録されることになりました。

2度の世界大戦でも足の速さは活躍しました

2度の世界大戦では、国によっては、犬も戦いに参加させられ、今考えると残酷と思えることがたくさん、当たり前のように行われました。

その中でウィペットも、戦争に駆り出されましたが、仕事の内容は戦士のための食料の配達でした。

ウィペットの特徴

  • 大きさ:中型犬
  • 体重:9〜14kg
  • 体高:40〜50cm
  • 被毛の種類:シングルコート
  • 被毛の長さ:短毛種(スムースヘア)
  • 被毛の色:ブルーブリンドル&ホワイト、ブラック&ホワイト、ブリンドル、ブルー、フォーン、フォーン&ホワイト、レッド、レッドブリンドル&ホワイト、レモン&ホワイト etc… ウィペットは、色や柄のパターンがかなり多様で、制限がないのが特徴です。

ウィペットの最高速度は時速55km(世界最速記録約65km)になります。

しかも走り出してすぐにトップスピードに達する走りのプロです。

50m走るのに、このウィペットは4秒切って走ることができます。

ダブルサスペンションギャロップといって、前足と後ろ足を揃えて走ることで、早く走ることができるようです。

ウィペットの価格相場

ウィペット

ウィペットの価格相場は大体15〜25万円くらいになります。

ウィペットは着々と知名度を上げている犬種ではありますが、まだまだどこででも見かけるという犬種ではないため、ペットショップで見かけることは少なく、ブリーダーから直接購入することがほとんどになります。

価格が高くなる理由として、

  • 血統がいい(親がチャンピオン犬)
  • 生後日数が若い(1ヶ月半〜2ヶ月が特に高値)
  • 見た目がいい(スタンダードに近いほど高値)

などがあります。

また、ショードッグ用に育てられているウィペットは、ペットとしてのウィペットよりも高額になることが多いです。

ウィペットを安く手に入れられる!?

憧れのウィペット。

とても欲しい。

家族の一員としてかわいがりたい。

でも、高くて躊躇してしまう…

ウィペットがどうしても欲しいけど、高くて迷うというあなた。

お安く手に入る方法がゼロではありません。

ウィペットをお安く手に入れる方法を2つご紹介いたします。

1.ウィペットの里親になる

ウィペットはペットショップやブリーダーから購入するだけではありません。

まず、お住いの地域の動物愛護センターや、保護犬の里親探しをしているボランティア団体に声をかけてみましょう。

インターネットでもたくさん紹介が出ていますので、そちらも要チェックです。

保護犬は成犬だけとは限らず、子犬もたくさんいますので、諦めずに運命のウィペットを探すのも方法の1つになります。

2.月齢が過ぎたウィペットを探す

特にペットショップでは、1ヶ月半〜2ヶ月までの子犬が1番人気で高値が付けられています。

以降、成長とともに誰にも購入されない場合、価格は下がっていく傾向にあります。

月齢にこだわりがなければ、成長したウィペットを探すことで、価格が下がったウィペットに出会えるかもしれません。

ウィペットが安い!注意したいこと5つ

ウィペットが欲しくてあれこれ探していると、随分安いウィペットに出会うかもしれません。

問題なくたまたまラッキーだったのか、何かワケありで安いのか…

安くなる理由は、

  1. 月齢が過ぎてしまった
  2. ミスカラー
  3. スタンダードから外れ過ぎている
  4. 先天性の疾患がある
  5. 後天的の病気にかかっている

などがあります。

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