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月齢が過ぎたり、スタンダードから外れた規格外サイズ等は、特に問題がないとしても、それ以外の健康上の問題で安くなっている場合は注意が必要になります。
きちんと安い理由を確認して、納得した上で購入するようにしましょう。
ウィペットの性格・気質
ウィペットの性格・気質① 見かけと違い、本当に穏やか
ウィペットは、走らせればとてつもなく速いですし、ジャンプ力も相当あるスポーツ万能なウィペットなので、どれほどやんちゃなんだろうと思いますが、一緒に生活すればわかりますが、本当に穏やかなんです。
室内では比較的落ち着いています。
何か要求があるときも、あまり出しゃばることもなく、静かに飼い主さんを見つめ続けるという、要求の仕方が多いようです。
寂しがり屋で、飼い主さんに甘えるのが大好きなウィペットは、長時間のお留守番は不向きです。
ウィペットの性格・気質① めったに吠えません。
そして、繊細なんです
ウィペットは、マンションなどで生活していても、無駄吠えがないので飼いやすい犬種です。
そして、警戒心は強いですが、攻撃的ではないので、他の犬とケンカをするということもありません。
ただ、ウィペットは繊細な心の持ち主で、良くいえば、人の気持ちに敏感で、常に寄り添ってくれる優しさに溢れていますが、あまりに繊細で、しつけトレーニングで、つい叱り過ぎてしまうと、心が折れて、必要以上に塞ぎ込んでしまうことがあります。
ウィペットの性格・気質③ それでも元はウサギを追っていたので…
ウィペットは物静かで、飼い主さんにも順応なので、絵に描いたような、飼いやすい犬種ですが、もともと、狩猟をしていた経験がある犬なので、動くものが目の前にあると、血が騒ぐのでしょう。
追いかけずにいられないということがありますので、散歩のトレーニングはとても大切です。
ウィペットのオスとメスで性格は違うの?
ウィペットのオス
オスメスともに穏やかな犬種ではありますが、オスのウィペットはメスに比べ、静かながら遊ぶのが大好きで、喜怒哀楽もストレートに表現するところがあります。
単純で素直な性格が多いです。
ウィペットのメス
ウィペットのメスも、基本的には穏やかな性格をしています。
ただオスに比べ、自身の意思をしっかり持っている傾向が強く、時にやや頑固な面を見せます。
といっても、性格はとても優しく飼い主に対して献身的なので、あまりに頑固でいうことを聞かない!などという心配はありません。
ウィペットの飼い方・しつけ
ウィペットは、シングルコートでスムースヘアなのと、スレンダーな体のため、寒さにはとても弱いです。
室内飼いが絶対になります。
ウィペットは物静かで、落ち着きがあり、飼い主さんの話をよく聞くことができるので、比較的しつけトレーニングも簡単といわれていますが、どんな風にしたらいいか、ご紹介していきます。
ウィペットの飼い方・しつけポイント 室内の温度設定に気をつけましょう
家の中にいるんだし、外じゃないから大丈夫!と、何の温度管理もしないのは危険です。
ウィペットはとても寒さに弱く、家の中でも寒い冬場は洋服が必要なこともあります。
また、就寝時に暖房を切って寝るという場合は、犬が寒くないように、犬の寝床には暖かいブランケットや湯たんぽを使うなどの対策をしましょう。
そして、逆に暑さに強いのかといえば、基本的にどんな犬も、暑さには弱いので、ウィペットも夏は夏で、暑さ対策が必要になります。
日中はエアコンを入れて温度管理をし、必要があれば、接触冷感素材のベッドなどを使うことも有効です。
ウィペットのトイレトレーニング
家にウィペットが来たその日から、トイレトレーニング開始です。
まずは、トイレトレーを準備し、サークルの中に設置します。
家に迎えてすぐに、家中を自由に歩けるようにしてしまうと、やはり家のルールを理解していないウィペットは、当然、至る所でおしっこをしてしまいます。
まずは、ある程度行動範囲を限定して、家に慣れさせることと、トイレを覚えてもらうことに集中させます。
犬が排泄をする前の仕草
- 床の匂いをせわしなく嗅ぎだす。
- その場をクルクル回りだす。
ウィペットがこれらの仕草を見せ始めたら、トイレトレーの上に連れて行き、排泄が上手にできたら、大喜びで褒めまくります。
基本はその繰り返しです。
ウィペットは、かなり神経質でデリケートなので、間違っても、排泄を失敗したからといって叱ったり、大きなため息はやめましょう。
裏技として…
なかなかトイレを覚えない犬のために、トイレトレーに、犬がトイレをしたくなるスプレーを撒くという方法もあります。
また、トイレトレー以外の場所、サークル内全てにトイレシートを敷くことで、どこで排泄をしても成功という状態にしてあげるのも、ウィペットの自信に繋がり、トイレを覚える早道になります。
ウィペットの散歩の仕方と頻度
家の中では穏やかで、騒ぐことのないウィペットも、外に出たらウキウキで歩きます。
ご紹介したとおり、走ることが大好きなのと、それ相当の体力を持っていますので、毎日一定の運動量は必要になります。
1日2回1回につき、30〜60分
ウィペットには普段の散歩に加え、最低月に何回かは、ドッグランや広い広場で、思い切り走らせてあげることが、運動不足にならず、ストレス解消になります。
ウィペットの首輪・ハーネスがきちんとされているか確認
首輪の方が、散歩のしつけトレーニングには最適といわれていますが、ケースバイケースです。
最近では、引っ張りぐせを矯正できるハーネスもありますので、飼い主さん次第で、お好きな方を選べばいいでしょう。
ただ1つ、首輪を利用するときに注意したいのが、ウィペットのように、顔が小さい犬は、ちゃんと装着しないと、首から抜けてしまうことがあるのです。
ウィペットの足は相当早いです。
呼び戻しのトレーニングができてない犬が、ノーリードで走ってしまったら、捕まえることは、かなり大変ですし、犬自身、交通事故に合うことも考えられます。
ウィペットのしつけで必要な3つのこと
ウィペットは大変穏やかな性格で集中力もあるので、しつけ自体はさほど苦労することなくすることができます。
ただ、ウィペットのしつけをする時守ることが3つあります。
1.成功したら褒めまくる。失敗したら無視
基本的にどのウィペットも、繊細でデリケートな心を持っている個体が多く、褒められると俄然、嬉しくてやる気満々にトレーニングを頑張りますが、失敗して叱られてしまうと心が折れやすいところがあります。
あまりに凹んでしまうと、全くトレーニングができなくなってしまうので、成功したらオーバーに褒める。
失敗したら完全に無視をし、叱らないように気をつけましょう。
また、大きなため息も空気を読めるくらい感受性の高いウィペットにはNGです。
2.必ず教えたい「おすわり・待て・伏せ」
お利口なウィペットですが、ウィペットの性質上どうしても動くものが気になって仕方ありません。
そこで起きる問題が、散歩の時になります。
何か動く気になるものを見つけ、猛ダッシュをしたがってコントロール不可能になっては大変です。
そこで、完璧にしつけの基本「おすわり・待て・伏せ」ができていれば、興奮しそうな時に指示を出して落ち着かせることができます。
ぜひ、「おすわり・待て・伏せ」はどんな状況でもできるようにしましょう。
3.運動不足は問題行動の引き金に
ウィペットはご紹介した通り、運動が大好きな犬種になり、相当の運動量を必要とします。
毎日一定の運動ができれば良いのですが、仮にもウィペットが望む運動をできない日が続くと、ストレスが溜まりだし、本来はとてもお行儀がいいはずのウィペットでも、様々な問題行動を起こすようになります。
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