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しつけトレーニングもなかなか覚えてくれないなんてことにもなりかねません。
ストレスが溜まらないように、日々の運動量に気を配る必要があります。
ウィペットのお手入れ
ウィペットの手入れは、とても簡単です。
とはいえ、どんなことを日々やってあげたら良いでしょうか?
ウィペットのお手入れ① トリミングは必要ありませんが…
ウィペットはスムースヘアなので、ドッグサロンで、定期的なカットなどは必要ありません。
ただ、犬を飼うのが初めての飼い主さんなどは、ウィペットのシャンプーを自己流でやってみて、失敗して犬がシャンプー=怖いと学習する前に、シャンプーに慣らすため、プロのトリマーさんにやってもらうという手もあります。
また、皮膚の保護のために、たまにドッグサロンでヘアパックなどを利用してもいいかもしれません。
ウィペットのお手入れ② ブラッシングは?
ウィペットは抜け毛が多い犬種ではありませんが、ゼロではありません。
抜け毛予防には、ブラッシングが1番です。
ただ、ウィペットの被毛は短毛なので、スリッカーやコームは意味がありません。
獣毛ブラシが、被毛の艶も出るのでおすすめです。
また、ブラシングすることで、皮膚のマッサージにもなり、血行が良くなるので一石二鳥ですね。
ウィペットの臭いは?シャンプーはどうする?
ウィペットは、ほぼ無臭です。
それでも定期的にシャンプーしないと、独特の獣臭はしてきます。
ただ、他の犬種に比べたら、シャンプーの頻度は少なくて済むでしょう。
シャンプーの頻度として、1ヶ月に1回を基本とし、それ以外の気になる時などは、濡れタオルで体を拭いてあげる程度で大丈夫です。
ウィペットのお手入れ③ 歯磨き
犬にとっての歯磨きは、もしかしたら人の歯磨きよりも、深刻で大事なことになります。
まず、犬が歯周病になってしまうと、その菌は全身に影響するといわれており、特に、心臓病の原因に関係するという研究結果もあります。
また、犬の虫歯や歯周病治療は、人のように、口をアーンと開けて治療というわけには行かず、全身麻酔になります。
愛犬を長生きさせてあげるためにも、早くから歯磨きトレーニングをし、毎日歯磨きすることを日課にしてください。
ウィペットの注意する病気
華奢な体のウィペットですが、他の犬種に比べ、遺伝性の病気などは少ないのが特徴です。
ではどんな病気に注意したらいいでしょうか。
ウィペットの注意する病気 その① 皮膚疾患
シングルコートで短毛なこともあり、皮膚疾患には注意が必要です。
特に最近では、会えるギー持ちの犬も多く、特にウィペットはアトピー性皮膚炎になりやすいです。
皮膚疾患は一度なると、再発を繰り返す場合が多いので、早いうちに治療をし、慢性化しないようにすることが大切です。
ウィペットの注意する病気 その② 耳介脱毛症
原因ははっきりしていませんが、ウィペットのオスに多い疾患で、耳の被毛が脱毛してきます。
特に痒みはないようで、内服薬で治療します。
ウィペットの注意する病気 その③ ケガ
ウィペット特有の病気というのは、あまりないのですが、運動能力が高いがために、気をつけたいのが骨折などのケガです。
家の中でジャンプした結果、外で思い切り走って、どこかにぶつかった結果、いろんな理由で骨折してしまいます。
室内環境を整えることはもちろんですが、外で走らせる時も、周りに危険な障害物がないかなど、確認することをクセにしましょう。
ウィペットとのミックス犬
ウィペット自体、日本ではまだ数が少ない犬種になるため、そのミックス犬というと、探すのはなかなか難しいかもしれません。
今回は、海外に住むウィペットとのミックス犬をご紹介いたします。
ウィペット+ドーベルマン
どちらに似てもシャープな体つきですよね。
個体によって違いはありますが、ウィペットよりももう少し筋肉質になるようです。
長い足はウィペットの血を受け継ぐことがほとんどになります。
ウィペット+ピットブル
がっしりした体つきはピットブルを受け継ぐことが多いようです。
顔つきなどはどちらに似るかで変わってきますが、ピットブルよりもウィペットのシャープな顔に近くなる場合が多い様子。
足長になるかどうかもその個体によりますが、敏速な動きはウィペットに似るようで、とにかく早い!
ウィペット+チワワ
小さなウィペット!?
本来のチワワのサイズより若干大きく、見た目はウィペットに偏ることが多いように見えます。
弱そうでかわいいチワワに足長でスレンダーな体がうまい具合にミックスされています。
ウィペットはどんな人向けの犬種?
ウィペットは、どんな人にも適応する心優しく、扱いやすい犬種になります。
ただ、少し神経質なところがあるので、そういう繊細な性格に、付き合ってあげられる方にぴったりかもしれません。
また、運動量がある程度必要なので、間違いなく外に出て運動するのが苦手という方には不向きです。
そして、体力に自信がないという人もウィペットの運動量を考えると、少しハードルが高いかもしれません。
ある程度散歩ができて、のんびりと犬と向き合える方なら、子供とも仲良くできるウィペットなので、楽しいペットライフを送れることでしょう。
無駄吠えが少ない犬種なので、ストレスが溜まらないように、きちんと運動させてあげられれば、アパートやマンションのような集合住宅でも騒音などの問題も比較的起こらず、うまく犬と生活ができます。
ウィペットのブリーダー
ウィペットを探す場合、ほとんどはブリーダー探しから始まります。
今回はウィペットを専門にしているブリーダーさんをご紹介いたします。
それぞれ詳細をホームページでご確認ください。
お探しのウィペットに出会えますように…
Guardrail kennel
ホームページ:Guardrail kennel
Liberty
ホームページ:Liberty
利根リバーサイド
ホームページ:利根リバーサイド
この記事のまとめ
- 体重9.0〜14.0kgの中型犬
- 繊細で穏やか。叱られると凹みます。滅多に吠えませんが動くものには敏感に反応
- シングルコートの短毛種。毛色はブルブリンドル&ホワイト、ブラック&ホワイト、ブリンドル、ブルー、フォーンなど、色や柄が多様で制限なし
- しつけの基本は褒めて伸ばす。失敗には無視。叱るとかなり落ち込むのでNG
- 注意したい病気:皮膚疾患、耳介脱毛症、ケガ
- ウィペットの散歩は1日2回1回につき、30〜60分
- ウィペットは寒さに弱い。温度管理と必要に応じて洋服を着せること
ウィペットについて さいごに
ウィペットは、みなさんが想像するよりも更に、愛情深く優しい犬種です。
個々の性格もありますが、基本的に、吠えたり怒ったりすることがない犬で、家族を心から愛し、従順でいつも、家族に寄り添っていてくれます。
一度一緒に生活したら、そのウィペットの温かさに虜になる人が多いです。
ぜひ、みなさんも、そんなウィペットに癒されてみませんか?
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