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そもそもキウイとは
意外と知られていませんが、キウイは中国が原産のフルーツです。
古くから中国では利用されていたようですが、栽培などはされておらずそれを見かねたニュージーランドが良質な実を栽培させたのが現在のキウイのルーツです。
そのため日本では姿の似たニュージーランドの国鳥のキーウィから名前をとったと言われています。
キウイはビタミンC、食物繊維がとても豊富です。
昨今では美容に良いと女性に人気のフルーツです。
キウイが犬に与える影響
キウイは犬が食べてもこれといった影響はありません。
そのため犬が食べても大丈夫なフルーツと言えるでしょう。
しかしキウイの栄養が犬にとっていい影響を与えるわけでもありません。
犬は元々肉食なので、必要なビタミンは自身の体の中で生成できます。
また腸があまり長くないので、食物繊維もあまり必要はありません。
ただし与える前に注意することはあります。
キウイを与える際に注意すること
キウイを与える際に注意するべきこととして、以下の4点が挙げられます。
食物繊維と水分
犬にとって食物繊維はそれほど必要なものでありません。
そのため過剰な摂取は下痢の原因になってしまいます。
中には嘔吐をしてしまう犬もいるので注意しましょう。
また水分も多く含まれているため、過剰な水分の摂取も下痢の原因に繋がってしまいます。
与える量は少量に留めておきましょう。
キウイの皮
キウイの皮はとても消化が悪いため、取り除いてから与えるようにしてください。
消化不良を起こしてしますと下痢や嘔吐の原因にもなってしまいます。
また与える際には皮を取り除いてから、薄くスライスするか小さく切ってから与えましょう。
糖分の過剰摂取
フルーツには果糖という糖分が含まれています。
当たり前のようにこの果糖も肥満や糖尿病の原因になります。
甘いためたくさん食べようとしてしまうことも多いようですが、心を鬼にして与える量はきちんと管理するようにしましょう。
アレルギーの発症
キウイはラテックスフルーツとも言われ、アレルギーの原因になりやすいフルーツです。
キウイアレルギーは人に限らず犬にも発症するため注意しましょう。
初めて与える際は少量ずつにし、様子を見ながら与えてください。
もしアレルギーの症状が現れたらすぐに病院に連れていきましょう。
アレルギーの症状について
アレルギーは時にアナフィラキシーショックのような重篤な症状を引き起こします。
キウイだけに限らず、アレルギーの原因となるものを与えてみる場合は注意しましょう。
アレルギーの初期症状としては以下のことが挙げられます。
- 目の充血
- 口の中を痒がる
- 下痢や嘔吐
- 発心ができる
中にはしばらくすると症状が治まる場合もありますが、あまりにも長い間症状が治まらない場合は動物病院に連れていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
犬の中にはキウイを好んで食べる犬もいれば嫌ってしまう犬もいます。
元々は与える必要がないものでもあるので、犬が好んで食べないかぎりは与えなくてもいいでしょう。
犬の様子を見つつ、おやつ程度に与えるのがいいのかもしれませんね。
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