柴犬のケア「耳掃除」ってどうするの?

柴犬,豆柴

おそらく耳垢が出ない犬はいないかもしれません。

ただ、定期的に犬の耳掃除をする中で、いつもと違う色の耳垢や匂いがあるときは、放置せずに獣医さんに診てもらいましょう。

特に、赤茶色の耳垢で発酵したような匂いがあるときは、マラセチアが考えられます。

また、黒い耳垢だと、耳ダニの可能性もあります。

いずれの場合も、どんなに耳掃除を頑張っても、炎症を起こしてしまった耳は、薬なしでは治りません。
慢性化しないうちに薬で治療しましょう。

柴犬におすすめする耳掃除グッズ

犬の耳掃除グッズはたくさんあります。

どれを使おうか迷っているあなたへ。

柴犬の耳掃除におすすめする耳掃除グッズをご紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください。

ビルバック エピオティック ペプチド イヤークリーナー 

動物病院でも使っている安心できるイヤークリーナーになります。

低刺激性なので、イヤークリーナーの刺激に敏感な柴犬におすすめします。

ビルバック エピオティック ペプチド イヤークリーナー

お耳スッキリマイスター

犬用の綿棒になります。

特徴は通常の綿棒と違い、先が丸く大きく柔らかくなっています。

これを使い、見えるところだけを掃除することには最適でしょう。

ただし、これを使い耳の奥まで掃除するのは、慣れていない場合や耳の状態によっては耳垢を奥に押し込んでしまう可能性もあるので注意が必要になります。

お耳スッキリマイスター

C-DEAM 耳クリーナー

植物成分のみで作られた優しいイヤークリーナーになります。

アルコール、酸・化学薬品等一切使用しない植物、ハーブ、海藻のみから作られています。

デリケートな柴犬の耳掃除に最適です。

C-DEAM 耳クリーナー

らくらく耳そうじシート

イヤークリーナーを使い、耳の奥の掃除を嫌がる柴犬には、こちらの見えるところだけでもキレイに拭ける耳掃除

シートをおすすめします。

弱酸性でソフトな手触りなので、優しく耳を拭いてあげることができます。

らくらく耳そうじシート

変わりつつある柴犬の耳掃除の概念

柴犬

柴犬の耳掃除についてご紹介してきました。

ここでもう1つ、最近の耳掃除の考え方の定義が変化しつつあることをご紹介します。

獣医療は日々進歩と発見を繰り返しています。

その中で、健康な犬の耳に限っては、無理な耳掃除は必要ないという流れがあります。

柴犬にも個体差があり、耳の状態も千差万別です。

当然、耳掃除が必要な柴犬も存在するでしょう。

ただ、今回提唱されているのは、健康で何の問題もない犬の耳掃除は、自宅で素人がする耳掃除では、逆に犬の耳に負担がかかってしまい、炎症を招き兼ねないというものです。

また耳垢は殺菌作用や皮膚を守るバリア作用もあります。

必要以上の耳掃除はしなくてもいいのかもしれないというふうに、変化してきています。

この記事のまとめ

柴犬のケア「耳掃除」ってどうするの?
  • 体重9kg前後の小型犬。ダブルコート
  • 毛色:赤・黒・白・胡麻
  • 性格はまさにサムライ犬。しつこくベタベタされるのを嫌う。ただし感情を顔の表情から読み取ることが簡単にできる。
  • 柴犬の耳の形は立ち耳
  • 柴犬の耳掃除はしたほうがいい:土埃や花粉、ホコリなどあらゆるものが付着する可能性があるため
  • 柴犬の耳掃除方法:①イヤークリーナを耳に流し入れる②首を振ってもらい、クリーナーを外に出す③残っている水分をコットンで拭き取る
  • 柴犬が耳掃除を嫌がる場合:子犬から慣らすのがベスト。無理な場合…①耳を触ることに慣らす②湿らせたコットンで耳を拭かせることに慣らす③イヤークリーナを使ってみる
  • 柴犬の耳掃除をしなかったら?:健康な耳の場合支障はないが、耳の状態次第では炎症を起こす
  • 柴犬の耳の色:健康な場合…白に近い薄ピンク色
  • 柴犬の耳垢の色:健康な場合…薄い黄色っぽい色
  • 柴犬の耳の臭い:健康な場合…無臭
  • 変わりつつある耳掃除の概念:健康な犬の耳に限っては、無理な耳掃除は必要ないという流れ

柴犬のケア「耳掃除」ってどうするの? さいごに

一言に耳掃除といっても、犬と人では耳の構造が違うので、なかなかケアをすることは簡単ではないかもしれませんね。

ただ、耳の炎症は初期の段階で早急に治療してあげないと、慢性化してしまうと治るのに時間がかかるといわれています。

過度な耳掃除は逆効果になってしまいますが、ご自身の柴犬の耳の状態を常に把握しつつ、必要なだけ耳掃除をしてあげるのは大切なことなのかもしれません。

もし判断が難しいようであれば、ぜひかかりつけの獣医さんに一度、ご相談をしてみるようにしましょう。

みなさんの柴犬が、元気に健康で過ごせますように。

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