犬の老化を感じたら介護用品を利用しよう!!

キャバリア,小型犬

また、加齢に伴い新陳代謝も低下してくるため、寒さに弱くなることもあります。
体が冷えると免疫力が低下し、体調を崩しやすくなってしまうため、空調管理を行い乾燥
にも気を付けてあげましょう。

散歩はできる限り続けること

徐々に散歩に行きたがることが減っていくシニア期ですが、散歩はできるだけ継続してあげましょう。
散歩は歩くこと、運動さることだけが目的ではありません。
外の匂いや景色を見せて刺激を与えることで、気分をリフレッシュさせてあげましょう。

歩くことを嫌がるのであれば、抱っこしてあげたり、キャリーバックやカートなどを使って連れ出してあげると良いでしょう。
気分転換をすることができて、脳の活性化にも繋がるでしょう。

定期的な健康診断を受けること

老化が進行するにつれて、様々な疾患にかかりやすくなっていきます。

老犬のかかりやすい病気には以下のようなものがあります。

    • 腫瘍(ガン)
    • 心臓病
    • 腎不全・尿道結石
    • 糖尿病・クッシング症候群・甲状腺機能低下症
    • 認知症
    • 歯周病
    • 白内障・緑内障・ドライアイ
    • 関節炎・椎間板ヘルニア・骨粗しょう症  など

このように加齢に伴い、全身のあらゆる疾患にかかりやすくなるのです。

そういった疾患の早期発見、早期治療に努めることが大切です。
そのためには、日ごろから愛犬の体調の変化に気付けるよう観察すること、そして定期的に動物病院で健康診断を受けるようにしましょう。

体調の変化を老化のせいだと思わないこと

食欲の低下や寝ている時間が増えた、痩せてきたなどの変化は、老化の症状でもありますが、病気が隠れている可能性も十分に考えられます。

そのため、こういった症状を安易に「年のせいだから仕方ない」と見過ごすことは危険です。
病状が一気に進行し、病院に連れて行ったときには手遅れだったというケースも少なくはありません。

老化症状を知っておくことも大切ですが、症状を安易に受け取らないよう注意しましょう。

犬の老化と介護用品

愛犬に老化の症状が見られ始めたら介護用品の利用を検討しましょう。

老犬の安全な環境つくりのために

愛犬が年を取ったなと感じるようになってきたら、老化の症状に備えて、改めて飼育環境を見直してみましょう。

「滑り止めマット」

若年期であってもフローリングなどの滑りやすい場所には滑り止め対策が必要ですが、足腰が弱くなってきた老犬は特に踏ん張る力が弱くなってくるため、家の中で足を滑らせないよう滑り止めマットを活用してあげましょう。

老犬になると粗相をしてしまう回数も増えていくため、頻繁に洗えるタイプのものや撥水性のあるタイプのものがおすすめです。

◆おすすめ商品
『PEPPY 防滑防水ダイナグリップ シートタイプ』

「ステップ・スロープ」

足腰が弱ってくることで、これまでは平気で上り下りできていた段差につまずいてしまうことが考えられます。
転んでしまうことでケガや骨折してしまうこともあり危険です。

お気に入りのソファや飼い主さんそばで眠られるベッドなどの段差には、ステップやスロープを設置してあげましょう。

◆おすすめ商品
『ペット用スロープ』
『ドッグステップ』

愛犬の筋力の低下を感じたら・・・

犬も老化による筋力の低下によって、足に震えや痙攣などの症状が見られるようになります。
犬が立っている時に後ろ足が震えたり、転ぶことが多くなる、上り下りができなくなるなどの症状から、最終的には自力で立ち上がることができなくなります。

そんな愛犬には、早い段階で歩行補助の介護用品を使って筋力の衰えを遅くするためにも散歩は継続してあげましょう。

キャバリア

「靴下」

お散歩が大好きな犬でも、年齢と共に歩行がおぼつかなくなっていくことで、足を引きずりやすくなることがあります。
その際にアスファルトで肉球やツメを傷つけてしまうのを防ぐためのアイテムが犬用の靴や靴下です。

◆おすすめ商品
『ペット用保護シューズ』

「ハーネス・歩行補助介護服」

歩くことが困難になってきても、できる限り歩かせてあげることは筋肉の衰えを防いだり、寝たきりを防ぐことができます。

そこで役立つ介護グッズ「ハーネス」や「歩行補助服」です。

下半身のみ、上半身のみ、全身用など様々なタイプの「ハーネス」や「歩行補助服」があり、
いずれも持ち手がついていて、衰えた体を持ち上げてあげることで歩行や起き上がりの補助をすることができます。

◆おすすめ商品
後足用『ペティオ 老犬介護用 歩行補助ハーネス』
前足用『ペティオ 老犬介護用 歩行補助ハーネス』
全身用『LaLaWalk歩行補助ハーネス 』

「犬用車いす」

後ろ足が完全に神経麻痺を起こしてしまった場合などには近年需要が増えつつある「犬用車いす」が活躍します。

前足の力を使って自力で散歩をしたり走ったりすることができるため、歩きたい走りたい犬の欲求を満たすことができるアイテムです。

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