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ミックス犬を飼うにあたってのメリットとデメリット
かつて日本では、日本犬と洋犬の間に生まれた子を一般的に「雑種」と呼んで飼われていました。
今ももちろん片親が洋犬で片親が日本犬である場合も多いのですが、今では洋犬と洋犬の間に生まれた子をミックス犬と呼んで飼われている場合も多いですよね。
純血種には純血種の魅力、ミックス犬にはミックス犬の魅力があります。
メリットとしては、遺伝子が固定されないため、ミックス犬はわりと丈夫な犬が多いこと、デメリットは病気が予想できないことです。
ですので、もしミックス犬を飼われるときは、両親がどの犬種なのか知っておくと良いでしょう。
第10位【ポメラニアン×シーズー=シーポメ】
こちらは、ポメラニアンとシーズーのミックス犬です。
個体差もありますが、わりあいにポメラニアンの豊かな毛量を子が受け継ぐ可能性が高いミックス犬です。
体重は、5~6kgくらいで止まるでしょう。
ポメラニアンもシーズーも、お顔が丸いため丸顔の愛らしい子が生まれます。
毛色はどちらかといえばポメラニアンの毛色を受け継ぐ子が多いようです。
第9位【ポメラニアン×シベリアンハスキー=ポンスキー】
あまり聞きませんが、ポメラニアンとシベリアンハスキーの間に生まれた子です。
大きさがかなり違いますので、一般的にはシベリアンハスキーが母犬になるのが多いようです。
シベリアンハスキーは大型犬ですが、ポメラニアンの血が入ることでいつまでも小さいままのシベリアンハスキーと言ったイメージが強いようです。
お顔や身体の特徴もほとんどがシベリアンハスキーの容貌を受け継ぎます。
第8位【シーズー×プードル=シープー】
くりくりの毛並みが特徴のトイプードルですが、ここにシーズーの血が加わると若干ストレートな毛並みになるようです。
ただし、個体によってはシーズーの血が入っているとわからない子もいます。
両犬種とも垂れ耳の犬種ですので子も同じくその特徴を受け継ぎます。
体重は5kg前後が一般的です。
寿命はだいたい15歳前後と言えるでしょう。
第7位【チワワ×パピヨン=パピチー】
この組み合わせは、実は純血種に近い組み合わせです。
もともとチワワは毛の短いタイプ(スムースコートチワワ)が一般的でしたが、そこに長毛であったパピヨンや狆などを掛け合わせて長い時間かけてロングコートチワワが形成されました。
たまに純血種のチワワであるのにお顔がパピヨンのようにシュッと細長い子がいるのはそういう理由です。
パピヨンはチワワよりも大きいため、この両親から生まれた子は大きめに成長します。
第6位【ポメラニアン×チワワ=ポメチー】
この組み合わせも非常に多い組み合わせです。
ポメラニアンもチワワもかなり毛量が多いので、とてもゴージャスな犬に成長します。
大きさは若干チワワより大きめで、5kg前後になることが多いようです。
見た目はどちらかといえばポメラニアンを色濃く受け継ぐ可能性が高いです。
夏場は弱いので、温度や環境に注意して飼育してあげましょう。
第5位【マルチーズ×プードル=マルプー】
この組み合わせもとても人気があり、専門のブリーダーがいるくらいです。
プードルもマルチーズも、大きさ的にはバランスも良いので、どちらも父犬・母犬になる可能性が高いです。
どちらが父、母になるかでも生まれてくる容貌は違ってきますが、どちらかといえば毛並みは緩やかなウェーブ状になることが多いでしょう。
毛色もバリエーションがありますので、生まれてくるまでは予想ができません。
とても賢く愛らしい犬種です。
第4位【ヨークシャーテリア×チワワ=ヨーチー】
もともとヨークシャーテリアという犬種がそんなに小さなものではありませんでしたが、特に日本のヨークシャーテリアは世界的にみてもかなり最小化されつつあります。
さらに、チワワは世界最小の犬種ですので、両親によってはかなり小さな犬が生まれる可能性があります。
見た目はヨークシャーテリアを色濃く受け継ぎますので、ヨークシャーテリアの血が入っているということはおわかりいただけると思います。
毛色はヨークシャーテリアには無い毛色がでることが多いです。
第3位【ダックス×プードル=ダップー】
ダックスフンドはご存じのように、体長が長い犬種です。
これはこの犬の最大の特徴でもありますので、受け継ぐ遺伝子も強いためダックスフンドの血が入っている犬は、必ず体長が長くなります。
この組み合わせも同様で、身体の長いプードルが生まれます。
ダックスにはホワイトカラーの毛色は出ませんが、プードルとかけあわせることで白いくりくりの胴長犬が生まれる可能性が高くなります。
第2位【チワワ×プードル=チワプー】
こちらは、毛種が全く正反対の犬の組み合わせですので、どちらを受け継いで生まれてくるかわかりません。
あまりミックス犬だとわからない子も多く、特にチワワの特徴を色濃く受け継いで生まれてきた子は、言われてみなければプードルの血が混じっていることがわかりません。
どちらも小型犬ですので、大きさもさほど大きくならずにコンパクトにまとまります。
第1位【チワワ×ダックス=チワックス】
ミックス犬の第一位は、なんといってもチワワとダックスフンドの組み合わせです。
チワックスという犬名もかなり浸透していますし、飼っている方も多いです。
またペットショップで販売されていることも多く、ミックス犬の中では一番手軽に入手できると言えるでしょう。
ダックスフンドの血が入っていますので、胴は長くなります。
また、多くがダックスの垂れ耳の特徴を受け継ぎますが、お顔は若干丸めになる子が多いです。
どの組み合わせであっても我が子は可愛い
近年では、残念ながらミックス犬であっても純血種であっても、飼育放棄が多く、保健所に持ち込まれる犬が後を絶ちません。
せっかく縁あってきてくれた大切な命です。
最後まで責任を持って飼いましょう。
ミックス犬については血統書は発行されませんが、だからといって価値が無いというのではなく、どの子も大切な命に変わりはありません。
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