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成長と共に自然と甘噛みをしないようになることもありますが、様子を見ながら対処していきましょう。
- 遊んでいる時に甘噛みをしてきたら、「痛い」と一言だけ言い放ち遊びを中断する
- 噛まれて困るものは犬の届く場所におかない
- 噛んでもいいものを与える(おもちゃやガムなど)
甘噛みに気を付けたい犬種
犬にとって噛む行為はごく自然な行動で、どの犬種であっても噛むことがあります。
ただし、犬種やタイプによって傾向的に噛む違いが見られます。
チワワやヨークシャーテリア、マルチーズなどの小型犬はお気に入りのものを守るために噛む傾向があります。
ダックスフンドやプードル、レトリーバーなどの狩猟犬に加え、ジャックラッセルテリアなどのテリア種は、獲物を咥えたり遊んだりする習性が強く甘噛みがつきやすい傾向にあります。
さらにボーダーコリーやコーギー、シェルティなどの牧畜犬は動くものを対象に噛みついてしまう傾向があるようです。
いずれの犬種であっても、噛む行為を放置しておくと噛み癖がついてしまうため、注意しなければなりません。
犬のしつけ③ 飛びつき
犬の飛びつき癖は、飼い主にとっては愛らしい行動だと思う人も多いでしょう。
それでも、散歩中に知らない人に飛びついたらどうでしょうか。
さらに大型犬だったらどうでしょうか。
飛びつき癖は、相手にケガをさせる可能性もある危険な行為なので、やめさせなければなりません。
元々犬の飛びつきの理由には、愛情表現の他にも、
- 自分の優位性を主張している場合
- 好奇心から
- 狩猟本能から
などの理由が挙げられます。
犬の飛びつきに対して、「すわれ」の指示で落ち着かせることができれば問題ないのですが、できない場合は「天罰」を与えてやめさせる方法があります。
「天罰」と言っても決して叩いたりすることではありません。
びっくりさせることが犬への「天罰」となります。
例えば、
- 飛びついた瞬間に布をかぶせて視界を遮る
- 大きな音を立てる
などの方法のことです。
飛びつき癖に気を付けたい犬種
犬の飛びつき癖に悩まされている飼い主さんで多い犬種には、プードル・ジャックラッセルテリア・バーニーズマウンテンドッグ・ラブラドールレトリバー・ゴールデンレトリバー・シベリアンハスキー・グレートピレニーズなどがあり、やはり問題視されやすいのは大型犬です。
犬のしつけ④ 無駄吠え
多くの飼い主さんが苦労しているのが、犬の無駄吠えです。
近所迷惑にもなってしまうため、吠え癖は矯正していかなければなりません。
とは言っても犬にとって吠えるという行為は、言葉を話せない犬にとってのコミュニケーションツールでもあるのです。
なぜ吠えているのかを考え、それに合った対処をしていきましょう。
例えば、
- 体力が有り余っている・退屈している理由から吠えている場合には散歩やコミュニケーションの時間を増やしてあげる
- 怖いものに吠えているのであれば怖くないものだと教えてあげる(社会性)
- 要求吠えであれば要求には応じず泣き止むまで無視をする など
犬がなぜ吠えているのかを見極め、その原因に対応していくことが必要です。
無駄吠えに気を付けたい犬種
どんな犬種でも吠えますが、特に無駄吠えが多いと言われる犬種には、
ポメラニアン・チワワ・ヨークシャーテリア・ダックスフンド・ビーグル・ボーダーコリー・コーギー・セッター系などがあります。
犬のしつけ⑤ ドックランで必要なしつけ
ドッグランは、本来犬にとってリードなしで思い切り遊ぶことのできる楽しい場所です。
それでも、利用者みんなが楽しめる場所にするには、それぞれがマナーやルールを守って利用することが必要です。
また、たくさんの犬との出会いもあり犬が興奮しやすい場所でもあるため、最低限のしつけをしておく必要があります。
ドッグランで最低限必要なしつけは、「おすわり」「待て」「おいで」です。
愛犬の興奮度が上がり過ぎて他の飼い主や犬に迷惑をかけるようになった時、「おすわり」や「待て」の指示で冷静にさせてあげましょう。
またリードなしで自由に動き回れる環境下にいるため、「おいで」の言葉で飼い主の元に呼び戻しができるようにしておきましょう。
犬のしつけ⑥ ドックカフェで必要なしつけ
ドッグカフェでは、愛犬と一緒に美味しいランチやスイーツが楽しむことができる場所です。
さらに他の飼い主さんや犬同士の交流の場となり、愛犬家にとっては癒しの場となっているでしょう。
それでも、中には犬を連れていないお客さんがいらっしゃる可能性もあります。
他のお客さんへの迷惑とならないよう、しっかりとしつけておかなければなりません。
ドッグカフェを利用するにあたり、以下のしつけを最低限行っておきましょう。
- トイレトレーニング
公共の食事の場です。他のお客さんに不快な思いをさせてしまうことになるため、店内や店の敷地内では粗相をしないようしておきましょう。 - 「おすわり」「待て」「フセ」など
飼い主の食事中でも騒ぐことなく足元で落ち着いて過ごせるようにしておきましょう。 - 人の食べ物を食べないこと
犬のしつけの方法
以前までの犬のしつけは「叱ってしつける」方法が主流でした。
しかし現在では、犬を家族の一員として考える人が増えたせいか犬のしつけは「褒めてしつける」方法が一般化してきました。
それでも、ただむやみに褒めるということだけがポイントではありません。
褒めるタイミングが何よりも重要となります。
犬のしつけに効果的な褒め方
犬を褒めてしつける方法は、褒めるタイミングが重要となります。
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