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◆ロングコート
長毛タイプのことで「ロングヘアード」とも呼びます。
代表的な犬種としては、「マルチーズ」「ポメラニアン」「ゴールデンレトリバー」「シャルティ」などがあります。
◆ワイヤーコート
ワイヤー状の粗い毛質のことで「ラフヘアード」とも呼びます。
代表的な犬種としては、「ワイヤーフォックステリア」「ミニチュアシュナウザー」などがあり、「ダックスフンド」の中にもワイヤーコートを持った種類があります。
◆カーリーコート
くるくると巻き毛になった毛質のことを「カーリーコート」と呼びます。
代表的な犬種としては、「プードル」「ビションフリーゼ」などがあります。
トリミングが必要な犬種
一般的にトリミングが必要な犬種は以下の犬種です。
トリミング犬種には、「シングルコート」で「ロングコート」の犬種がトリミング犬種に多いと言われています。
- プードル(トイ・ミニチュア・ミディアム・スタンダード)
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア
- シーズー
- ビションフリーゼ
- シュナウザー(ミニチュア・スタンダード・ジャイアント)
- アメリカンコッカースパニエル など
トリミング犬種だと思われがちな犬種
本来はカットを必要としない犬種でも、トリミングを行われていることがあり、トリミング犬種だと思われがちな犬種があります。
- ポメラニアン
- チワワ
- パピヨン
- ダックスフンド(ミニチュア・カニンヘン・スタンダード)
- 柴犬 など
これらの犬種は本来、被毛が一定の長さまでしが毛が伸び切らず、自然と抜け落ちる犬種です。
トリミングすることで、毛が伸びなくなったり毛質が変わるといったことがあるので、注意した方が良いでしょう。
それでも熱中症対策や見た目を整えることを目的にカットをする場合には、お腹や胸などの部分カットをしてあげるようにすると良いでしょう。
ミックス犬のトリミングは必要?
近年人気のあるミックス犬は、トリミングが必要な犬とそうでない犬に分かれます。
例えば、「マルプー(マルチーズ×プードル)」であれば、両親犬がどちらもトリミング犬種であるため、トリミングが必要となることは明確です。
しかし、「チワックス(チワワ×ダックスフンド)であれば、両親犬とも本来はカットが不要な犬種です。
さらに両親がスムースコートであればトリミングは不要となりますし、ロングコートであればトリミングするとしても部分カットのみでも良いでしょう。
ミックス犬の場合には、両親犬がトリミング犬種であるか、どちらの被毛を受け継ぐかによってトリミングが必要になるかが分かれてくるため、成長過程で判断していくことが必要となります。
犬のトリミングをする頻度
トリミング頻度
犬にトリミングをする頻度は、トリミング犬種である場合には基本的に月1回を目安にしましょう。
ただしこの頻度は、犬種や毛の長さ、季節などを考慮しながら頻度を調整した方が良いでしょう。
また、本来はトリミング犬種でないチワワやポメラニアンといった犬種の場合には、毛の伸び加減を見ながら、2~3カ月に1回程度の頻度で行ってあげると良いでしょう。
病気やシニア犬のトリミング頻度
トリミング犬種でも病気でなった時やシニア犬の場合には、トリミングを行うことによって体に負担をかけてしまうことが考えられます。
負担を軽減するためにも、頻度を少なくする、1回あたりにかける時間を減らし部分的に処置するなど工夫して負担を減らしてあげるようにしましょう。
また、濡れタオルやパウダーシャンプーなどを使ってケアされることもおすすめです。
子犬期のトリミングは?
子犬のトリミングは、体に触れられるのを慣れさせるためにも早い段階で徐々に始めていくと良いでしょう。
ただし、トリミングサロンの利用に関しては、生後3か月を過ぎワクチンプログラムが終了して1週間ほど経過してからにしましょう。
犬のトリミングの料金や時間
トリミング料金は、犬種や大きさ、地域によっても料金は異なってきます。
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