犬に靴下を履かせる?

靴下はそんな底冷えすることを防ぐ効果が期待でき、人間も寒い日には靴下が欠かせないように、犬も靴下を履くことで足がポカポカし、寒さを和らげることができます。

【汚れから守る】

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基本的にお散歩の後は手足をきれいに水洗いもしくは、水拭きしますよね?

でも、天気が悪い日のお散歩後は大変じゃありませんか?

ドロドロに汚れてしまった手足を毎回きれいにしてあげるのは、結構な手間になります。

また放置してしまうと汚れだけでなく、雑菌が繁殖してしまい衛生的に良くありません。

そこで役立つのが靴下です。

靴下を履かせることで手足が汚れてしまうことがなく、飼い主さんの手間が省けるだけでなく、犬自身も毎回洗うことで、手足が乾燥してしまう等のトラブルを防ぐことができます。

【傷口の保護】

犬は、自分がケガをしている部分を舐めて治そうとする習性があります。

ただ、それをされてしまうと患部が悪化してしまうため、患部を舐めさせないようにするのに靴下は大変役に立ちます。

また、ケガや手足に炎症がある場合でも、靴下さえ履いて保護できていれば、安心して散歩を楽しむこともできます。

靴下を履かせるデメリット

シーズー

メリットがあるということは、必ずデメリットもあります。

では続いて、どんなデメリットがあるかを見ていきましょう。

【靴下を履くことがストレス】

洋服嫌いな犬がいるように、どうしても靴下を嫌がる犬もいます。

嫌がる愛犬に無理やり履かせてしまうと、相当のストレスをかけてしまうことになります。

まずは短時間の練習から始め、慣れさせることがとても大切になります。

【肉球から地面を感じることができない】

ゴールデンレトリバー

犬は肉球で地面の感触、温度などを感知します。

靴下を履かせることで、肉球がそれらを感知することができません。

さまざまな感触を感じることで、脳の活性化やいろんなことを学習する犬にとっては、最大のデメリットになるかもしれません。

とはいえ、そのデメリットがあっても履かせることに意味がある場合、やむ終えないかもしれません。

【肉球が蒸れて炎症を起こす可能性】

犬の肉球には汗腺があります。

通気性のあまりない靴下を長時間履いてしまうと、中が蒸れてしまうことがあります。

蒸れることで雑菌が増加し、肉球や指間に炎症が起きることがあります。

靴下を脱がせたときに蒸れているようであれば、拭いてあげ、空気に触れさせるようにしましょう。

サイズの測り方・使う目的によって靴下を選ぼう

愛犬に靴を履かせるときは、サイズ選びが1番重要な作業になります。

合わない靴を履いていると、走っている途中で脱げてしまったり、思うように上手に歩けずストレスやケガの原因になってしまいます。

いつまでも靴になれない場合、もしかしたら靴が愛犬の足には合っていない可能性があります。

改めてチェックしてみましょう。

また、靴下を履く目的やシーンに合わせた靴下の選び方も、しっかり押さえておきましょう。

愛犬の足のサイズの測り方

それでは実際、足のサイズの測り方を解説していきます。

◆準備するもの

  • 白い紙・ペン・メジャー

◆サイズの測り方

  • 紙の上に愛犬の前足を立たせて乗せる。
  • 足を固定し、できればその足に体重を乗せた状態で測りたいので、反対の前足を上げ、一番横幅広いところにペンで足の下に敷いた紙に印をつける。
  • 縦の長さを測るため、同じく足を固定してできれば体重を乗せて、つま先と肉球の最後部にペンで足の下に敷いた紙に印をつける。
  • 後ろ足も同じようにして、足の下に敷いた紙に印をつける。
  • それぞれの印の一番広い部分の幅が愛犬の足のサイズになる。
  • 前後1本ずつ足首の太さをメジャーで緩みがないように巻き付けて測る。

※同じ要領で後ろ足も測定する。

注意したいのは、長毛種で手足の被毛が豊かな愛犬の場合、被毛を潰すような形で測る必要があります。

そのままのボリュームで測ってしまうと、靴下を履かせたときに緩くて脱げてしまいます。

目的やシーンによって選びたい靴下