愛犬と雪遊びするときは要注意!寒さだけじゃない注意点と対策方法

また、深く隠しすぎるのも必要以上に雪を食べてしまい、お腹を壊してしまう可能性があるのでおすすめしません。

飼い主さんと追いかけっこ

スタンダードな遊びですね。

雪の中のかけっこは、普段のかけっこと感触が違います。

愛犬によっては、わざと深く積もった雪の中にダイブしてしまうかもしれません。

雪を漕ぎながら走る遊びは、何もないところを走るよりさまざまな筋肉を使い、運動になるでしょう。

雪掘り

穴掘りが大好きな犬っていますよね。

もし愛犬が穴掘り大好き犬であれば、雪掘り遊びをおすすめします。

ひたすら穴を掘ってもらい、掘った穴を飼い主さんが補正して、犬用かまくらを作ってあげても楽しいですよね。

ただ、雪掘りをするときに雪を食べてしまうような場合には、お腹を壊してしまったり、嘔吐の原因にもなってしまうので、愛犬によっては注意が必要になります。

愛犬とスノーシュー

最近ではスキー場でも犬連れOKのところが増えつつあります。

広大な雪山で、飼い主さんがスノーシューを履き、愛犬と雪山散策というのもいいでしょう。

また、スキー場によっては、スノーシューだけでなくエアボードなどで遊べるコースなどもあり、普段の散歩より早く走れ、体力がある犬にとっては一緒に走り回って楽しめます。

雪遊びの注意点と対策

それでは具体的に、雪遊びをさせるときの注意点と対策を見ていきましょう。

愛犬を安全に遊ばせ、健康を守ってあげられるのは私たち飼い主だけです。

寒さに注意

真っ先に気をつけなければならないのが「寒さ対策」です。

きちんと対策をしないと、愛犬の体力によっては命に関わります。

特に温暖な気候が原産の犬種や小型犬は寒さに極端に弱い傾向があります。

寒冷地域原産の犬に比べると、被毛もシングルコートの場合が多く、身体も寒さに対応していません。

元気いっぱいの犬の場合、寒さを忘れて駆け回ることもあるかもしれませんが、もともと寒さに弱い犬種を遊ばせる時は、しっかりと寒さ対策をしてあげましょう。

そして、同じ犬種であってもライフステージや持病の有無などによって、体力に差があります。

「幼犬」や「高齢犬」「病後犬」などの体温調節がうまく働かない犬は、特に注意が必要です。

また、どんな犬種であっても「震えている」ようであれば、無理に遊ばせないように注意しましょう。

寒さ対策として「防寒」「防水」「撥水」などの機能を持つウェアを着せることをおすすめします。

サイズに合ったものを着せることで、走り回った時の怪我防止や、愛犬自身がストレスを感じることなく動き回れます。

雪玉に注意

雪玉とは、犬の被毛についた雪が犬の体温で融け、そこにさらに雪が付くことで、歩くたびそれは増え続け、雪だるまを作るときのような要領で、どんどん大きくなっていきます。

肉球の間や股の間、お腹など、被毛で覆われている部分であればどこにでもできてしまいます。

肉球の間に出来ると、しもやけの原因となったり、擦れて犬が歩きづらくなったりします。

特に長毛種の犬の場合、雪が被毛を巻き込んで雪玉を作っていくので、犬は歩きにくくなり、また、取ってあげることも大変困難になります。