トイプードルをペットショップから迎えるときに注意したい 良いペットショップのポイント

この「ペットオークション」ではベルトコンベアーの上を流れてきた子犬と、手元にある資料だけでペットショップ側が判断し子犬を仕入れています。

つまり、子犬がどんな環境で育ってきたのか、その子の母親が健全な環境で過ごせているのか、そういったことは一切わからないまま購入しているのです。

まだ抵抗力の弱い小さな子犬たちが数多く出入りするため子犬が伝染病にかかってしまうリスクや、悪質なブリーダーは誰の規制を受けることもなく利益を得ている、という大きな問題点があります。

最近ではこういった問題点が取り上げられるようになり、「市場の仕入れは行っていない」というペットショップも増えつつあります。
そういったペットショップほど信頼に値すると言えるのではないでしょうか。

せめて仕入れ先がはっきりしているか、ごまかしたりしないかだけは確認しておくようにしましょう。

チェックポイント③ 店内や犬の飼育スペースは綺麗かどうか

店内の雰囲気がオシャレでも、衛生的な状態であるかチェックしてみましょう。
たとえどんなに見た目を綺麗にしている店内も匂いはごまかせません。
獣臭がするとか、アンモニア臭がするところは、ちゃんと犬たちをケアしきれていない証拠ですので避けましょう。

また、動物の排泄後すぐにスタッフが片付けているかは大切なポイントの1つです。

衛生管理ができていない場合、子犬の健康面にも悪影響を及ぼしてくる可能性があります。
また、排泄物を放置にしている状態が続けば、犬が食糞するようになります。

チェックポイント④ 子犬の健康状態はどうか

犬の顔回りやお尻周り、手足が汚いとかありませんか?
毎日犬の健康状態をチェックしているお店なら汚れた犬はあり得ません。
お目当ての子だけでなく、全体的にチェックしてみると良いでしょう。

また、ペットショップでは、価格の掲示と一緒に犬種や性別、生年月日、などが提示されています。
同時に、ワクチン接種履歴と既往症の有無の掲示もチェックしておきましょう。

◆子犬の健康チェックポイント

  • 毛艶があるか
  • 皮膚状態は正常か
  • 痩せ過ぎていないか
  • 肛門回りが汚れていないか(下痢をしていないか)
  • 歩き方や全体のバランスは正常か
  • 子犬らしく元気か
  • 目がキラキラしているか

チェック⑤ 1日中展示していないか

店の営業時間中ずっと子犬を展示しているようなお店はNGです。
展示スペースに長時間晒しているだけでも子犬にとってはストレスになります。

犬の健康を考えているお店は、時間を見て子犬を休ませています。
過度のストレス環境下にいた子犬は、問題行動を起こすことが多くなると言われています。

チェックポイント⑥ スタッフの対応はどうか

生体を扱うショップなだけに犬に関する知識が充分にあり、適切なアドバイスをくれるかどうかはとても大切なことです。

その犬の特徴や飼い方はもちろんのこと、どこから仕入れた犬かまで説明できるかどうかチェックしましょう。
大型店舗の場合スタッフの数も多いので、聞く相手によってはわからないこともあるでしょうが、エキスパートなスタッフが1人常駐しているところが好ましいです。

また、いいことも悪いこともちゃんと説明してくれるかどうかも大切なポイントです。
ショップ側にはマイナスになるような情報でも正直に情報を隠さず教えてくれるかどうかは大きなポイントになります。
例えば、子犬に疑わしい疾患がある、犬種の性質として(吠えやすい・攻撃的)といったマイナスとなりえる情報などです。

気になる犬がいた場合、いろんな質問をしてみてください。
その子犬自身の健康面や性格の長所短所、しつけはされているかなど、確認しておくと良いでしょう。

チェックポイント⑦ 口コミも参考に

良いことも悪いことも隠さず知れる情報源は、口コミサイトだったりします。
もちろんその情報全てを100%信じることはできませんが、それらを参考にしながら見て歩くにはペットショップを選ぶ上で大事な物差しになります。

チェックポイント⑧ アフターケアはある?!

大型のペットショップであれば、生体保障が付いている事が最近では多いです。
生体保障とは万が一、購入した子犬が保障期間内にケガ(不慮の事故の場合も含む)や病気(先天性疾患も含む)により、該当ペットが死亡した場合に代替ペットを提供するといったものです。
そういった保障の有無、そしてその内容について、契約前にちゃんと説明があるかどうかは大事です。

生体保障だけでなく、購入後もしつけや健康面、食事のことなども相談でき、親身にアドバイスをしてくれるなどのアフターケアがあるのかも確認しておきましょう。

トリミングサロンやホテルも併せて運営していれば、トリミングや犬を預けなければならないときにも心配なく愛犬を任せることができます。

この記事のまとめ

トイプードル,茶色
  • トイプードルの子犬の相場価格35~50万円前後
  • 信頼できるペットショップから迎え入れよう
  • ペットショップの見極めポイント
    「動物取扱業登録証」
    「犬の仕入れ先が信頼できるか/市場でないか」
    「店内や飼育スペースは綺麗かどうか」
    「子犬の健康状態は良好か」
    「子犬を1日中展示していないか(ストレスに晒されていないか)」
    「スタッフの対応はどうか(知識は十分か/デメリットも隠さず説明してくれるかなど)」
    「口コミも参考にしよう」
    「アフターケア(生体保障・その他育て方やケアについてのフォロー)はあるか」

トイプードルをペットショップから迎えたい。良いペットショップって? さいごに

ペットショップでもさまざまあります。
自分が信頼を持てるところから購入するのが1番です。