Contents
一方でメスは比較的オスよりも穏やかで落ち着いた性格を持ってはいるようですが、基本的には元気いっぱいの明るい性格をしています。
ブリュッセルグリフォンの飼い方・しつけ
ブリュッセルグリフォンの飼い方①
~暑さに弱い!?飼育で注意したいこと~
ブリュッセルグリフォンは、短頭犬種のため暑さにとても弱い犬種です。
短頭犬種は、夏場の熱い空気を吸い込むと、肺に到達するまでにその熱を冷ましきれずに体温が上がりやすい傾向があります。
そのため熱中症になりやすく、激しい運動や夏の暑さには十分な注意が必要となります。
元々屋外での飼育には向いていない犬種なので、室内で飼育をしてエアコンで室温を調整してあげましょう。
また、自由に動き回ることを好む犬種ではありますが、暇があればイタズラをしてしまうので、ゲージにも慣れさせておくこと、充分な遊びと運動の時間を確保しておくことに注意して飼育していきましょう。
ブリュッセルグリフォンの飼い方②
~散歩と運動~
ブリュッセルグリフォンは、明るく活発な犬ですが、運動量はそれほど多く必要ありません。
散歩は、20分程度を目安に1日1~2回連れて行ってあげましょう。
毎日の散歩に加えて、室内でも精神的に刺激のあるゲームなどをして一緒に遊んであげましょう。
他の犬と遊ぶことも好きなので、ドッグランで自由に遊ばせてあげると良いでしょう。
運動不足を感じると、ストレスからイタズラがエスカレートすることもあるので十分な運動とコミュニケーションをとってあげましょう。
ブリュッセルグリフォンのしつけ①
~しつけのコツ~
明るく陽気なブリュッセルグリフォンは、悪く言えば落ち着きがないということでもあります。
さらに気まぐれな性格でもあるので、しつけやすい犬種とは言えないでしょう。
それでも、理解力を持ち飼い主や人のことが大好きでもあるので、優しく根気強くしつけていくことでしっかり身に付きます。
警戒心が強い面があるため、子犬の社会化期には社会性を十分に身に付けさせておきましょう。
他の犬や見知らぬ人とも積極的にコミュニケーションを持たせておきましょう。
ブリュッセルグリフォンのしつけ②
~無駄吠え~
警戒心の強さから比較的無駄吠えが多いと言われる犬種です。
体が小さい割に大きな声で鳴くため、近所迷惑にもなりかねません。
犬の無駄吠えには、なぜ鳴いているのかを理解することが大切です。
例えばストレスが溜まっているから吠える場合には、しつけるのでなくストレス発散をさせてあげることが必要です。
他にも警戒吠えには、「マテ」や「おすわり」などの基本コマンドを出すことで、警戒する対象から意識を変えてあげることに取り組んであげることが有効的です。
さらに要求吠えには、基本的に無視をして鳴き止んだ時に褒めてあげていく基本スタンスを守っていきましょう。
「吠える=無視される」⇒「静かにする=褒められる」と認識していくようになるでしょう。
ブリュッセルグリフォンのお手入れ
ブリュッセルグリフォンのお手入れ①
~抜け毛は多い?日々のお手入れ方法~
ブリュッセルグリフォンはシングルコートのため、抜け毛は少ないです。
ただ、被毛が細く絡まりやすいので、できれば毎日、少なくても2~3日に1回を目安にブラッシングしてあげましょう。
スリッカーブラシやピンブラシを使ってブラシをかけてあげましょう。
また、食事や水を飲んだ後には口元の長い毛が汚れがちなので、こまめに拭いてあげましょう。
垂れ耳なので耳の中の通気性が悪く、外耳炎など耳の病気にもなりやすいです。
定期的な耳掃除も忘れずに行ってあげてください。
ブリュッセルグリフォンのお手入れ②
~トリミングは必要?~
ブリュッセルグリフォンはワイヤーコートの犬種です。
このワイヤー状の被毛を維持するためには「プラッキング」という被毛を抜くトリミングを行う必要があります。
プラッキングを怠ることで、ブリュッセルグリフォンの被毛は徐々に軟らかくなり毛色も薄く変わっていきます。
通常の家庭で飼育される分には、この処理は必要としない場合もありますが、ワイヤーコートを維持したい場合には処理を行った方が良いでしょう。
慣れた人であればご家庭でプラッキングを行うこともできますが、自信がない場合などにはプロに委ねて処理してもらいましょう。
また、3カ月に1回程度のトリミングで被毛を切りそろえてあげると良いでしょう。
ブリュッセルグリフォンの注意する病気
ブリュッセルグリフォンの平均寿命は10~15歳と言われています。
他の小型犬と比べても平均的な寿命だと言えるでしょう。
遺伝的にかかりやすい疾患は少ないですが、短頭犬種にかかりやすい呼吸器系疾患や眼疾患に注意する必要があります。
また、ブリュッセルグリフォンは難産であることも知られています。
元々妊娠しにくく、偽妊娠もよく起こるようです。
妊娠した場合でも、母体に対して子犬が大きいため、かなりの確率で帝王切開での分娩が必要となります。
コメントを残す