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突然、いびきをするようになったり、以前からいびきはしていたが、ひどくなっていたり、いびきをかきながら寝ているが見ていて苦しそう、慢性的ないびき、老犬のいびきなどです。
このような症状がありましたら一度、動物病院で診てもらいましょう。
犬のいびき対策
いびきにも理由がある場合もあります。
例えば・・・肥満、鼻水で鼻での呼吸がしづらい、病気が隠れているなどです。
肥満については、人間でも同じですね。
肥満が原因で、鼻腔が脂肪によって圧迫されることにより空気の通り道が狭くなってしまうことです。
体型に合った理想体重がありますので、愛犬を真上から見てみてください。
その状態で、腰回りにくびれがない場合、肥満の可能性があります。
家で体重が測定できなくても、かかりつけの動物病院で測定してもえます。
その際、獣医師にその犬にあったおおよその理想体重も聞くことができます。
鼻水で鼻での呼吸がしづらくなっている場合については環境の改善、またアレルギーの場合は、対症療法などでの改善を試みることができます。
鼻水が出ている原因を探ることが大切です。
また、病気が隠れている場合もありますので、正常ないびきとそうでないいびきの見分けが難しい場合には、動画などを撮って、かかりつけの獣医師に相談することをお勧めします。
以上のように、対策としましては犬のいびきの理由を探るのが一番です。
正常ないびきの場合の対策としては、寝ている時の体勢をクッションを頭にひくなどをして変えるということも方法です。
普段の時より、気道を広げてあげることが考えられます。
犬のいびき 病気が考えられるいびきとは?
【気管虚脱:きかんきょだつ】
原因は、遺伝的なことや高齢のため、または肥満によるものなどが考えられます。
この病気はこれらの理由で、気管が通常より狭くなり呼吸困難に陥ります。
気管の正常の形は筒状のようですが、気管虚脱の場合は気管の内腔がつぶれた状態(扁平)の形をしています。
症状がでるのは特に夏に多いようです。
急に呼吸が荒くなります。
「ぜーぜー、ハーハー」と、いうように普段しないような苦しそうな呼吸をして、のちに呼吸困難を起こします。
さらに悪化すると、チアノーゼ(舌や歯肉が紫色になる)の症状を起こして倒れることもあります。
主な治療方法は、普段から激しい運動を避けることや内科的治療です。
この病気は手術などでも完治が難しい病気です。
【軟口蓋過長症:なんこうがいかちょうしょう】
あまり聞いたことがないとう方が多いのでは?と思いいます。
短頭種犬に多くみられる病気であり、口腔天井のあたりから鼻腔の部分に向かって伸び、この口腔と鼻腔が分かれている部分を「軟口蓋」といい、通常よりも長いことが原因で、呼吸が苦しくなる呼吸器系の疾患の1つです。
この病気は、先天性によるものがほとんどです。
症状は呼吸時の雑音で、ひどくなると、飲食が難しくなります。
また、気管虚脱の原因にもなることもあります。
主な治療方法は、外科的治療となります。
動物病院の獣医師と相談の上、早めに治療していきましょう。
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