【動物看護士が解説!】犬アレルギーでも犬が飼いたい!犬アレルギーの原因と対策、予防法について


犬アレルギーの原因

 犬アレルギーの原因は主に、犬の毛やフケ、皮膚、唾液、排泄物です。
これらを口や鼻から吸い込んで、体内に入ることによって体の免疫機能が「異物が体内に侵入してきた」と勘違いしてしまい、「これは体内から排除しなければ」と働いて起こる反応です。

 このアレルギー反応については、小さなお子様やお年寄りの方まで、性別や年齢などは関係なく発症します。

犬アレルギーの症状

 まずは、犬アレルギーの症状についてです。
すでにアレルギー検査をおこなっている方、または、検査はおこなっていないけど、もしかして・・・と思ってみえる方に!!犬アレルギーの症状は、基本的に犬に触ったり、近づいたりすることをおこなうと以下の様な症状が現れます。

 

■ 咳やくしゃみ、鼻水

 既に花粉症の方は、同じような症状ですので分かりにくいかもしれません。
咳は空咳、鼻水は水っぽい鼻水がでます。

 犬アレルギー以外でも季節によって花粉で、鼻水の症状に悩まされる方も多いと思いますが、この鼻水はなぜでるようになるのか?それは、肥満細胞にくっついている状態のIgE抗体がアレルゲンを捕まえ、のちに肥満細胞が活発化して血管や神経を刺激するための化学物質を放出します。
この作用によって鼻水などの症状がでるのでは?といわれています。

■ 目のかゆみ、目の充血

 目が急にかゆくなり、その後、充血もします。
場合によって(顔を舐められたなど)は目が腫れてしまうこともあります。

■ 蕁麻疹(じんましん)、湿疹

 皮膚のかゆみや腫れ、赤みがでます。

 

 また、嘔吐や下痢、めまい、喘息の様な症状がでるなどの上記より重い症状がでることもあり、さらに、アナフィラキシー反応が起きた場合は呼吸困難になり、命にかかわることもありますので、大変、危険な状態です。

 

※これらの症状を緩和することはできるのか・・・?

 現在、アレルギーに対しての薬の特効薬というのはありません。
しかし、アレルギー症状に対しての治療方法はあります。
それは、「対処療法」という、内服薬(抗ヒスタミン剤、気管支拡張剤、ステロイド剤など)や塗り薬、目薬などで症状を和らげる方法と、アレルギー反応を起こしている原因物質を少量ずつ体内に取り入れるという「減感作療法(だつかんさりょうほう)」ですが、この減感作療法の場合は、通院日数や治療期間が必要ということがデメリットでもあります。

 

 犬を飼う以上、症状の完治というのはなかなか難しいです。

 

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