【動物看護士が解説!】犬アレルギーでも犬が飼いたい!犬アレルギーの原因と対策、予防法について

※アナフィラキシー反応とは・・・特定の物質が原因により引き起こられる全身性のアレルギー反応のことです。
アナフィラキシーの場合、原因物質を体内に取り込んでから、5~10分の間に何らかの症状が現れます。
最も早い場合は、30秒程で症状がでることもあるので、治療も早期におこなう必要があ、また命の危険に伴うこともありますので、異変を感じましたら早めに病院に行きましょう。

犬アレルギーでも飼える犬種

 アレルギーの症状などにもよりますが、犬アレルギーの方でも比較的、毛の抜ける量や手入れのしやすさなどにより症状を起こしにくい犬種もいます。

 

トイ・プードル、シー・ズー、マルチーズ、ミニチュア・シュナウザー、パピヨンなど

 これらの犬種は、毛が抜けにくく飼いやすい犬種でもあります。
しかし、毛は伸びていきますから、1~2ヶ月に1回の美容院での手入れが必要です。
美容院の費用は地域によっても異なりますが、3000~5000円程です。
普段は、1日1回程度のブラッシングです。

 

ミニチュア・ピンシャー、イタリアン・グレーハウンド、チャイニーズ・クレステッド・ドッグなど

 これらの犬種は、他の犬種より毛が少ないです。
また、フケや皮脂の汚れなどもウェットティッシュですぐに拭き取れますので、こまめに手入れができます。

犬アレルギー 対策

 対策をおこなうことで、アレルギー反応の症状が、緩和できる場合もあります。

 

  • 1日に定期的な室内の換気・こまめに掃除をする(カーペットやクッションなどは特にしっかり。
    または、アレルゲンが付着しにくい繊維にする、そのもの自体を置かないなど。

  • 犬を触ったら石鹸で手をよく洗う

  • 空気清浄機を使用する

  • 人間がよくいる空間での犬の飼育を避ける。
    または、居住スペースをそれぞれ分ける。

  • 犬の生活環境を綺麗に清潔に保つ

  • 犬を清潔に保つ(ブラッシングやシャンプーなど。
    ただし、シャンプーはし過ぎると犬の皮膚があれてしまうので1ヵ月に1回程度にしましょう)

  • 体質改善(環境や食事の見直しや生活習慣に気を付ける)

犬アレルギー 予防法

 「もしかして犬アレルギーかな?」っと、疑っている時点でしたら、まずはしっかり確認をしてください。
アレルギー検査は、皮膚科や内科、耳鼻科などでおこなって頂けます。
小さなお子様はかかりつけの小児科医などで相談しましょう。
通常のアレルギー検査は保険がきかず実費ですが、アレルギーの症状が出ていれば保険が使用できることがあります。

 

犬アレルギー検査方法は・・・?

 アレルギー検査にもそれぞれ種類があります。

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