Contents
症状を和らげるため、少しずつ愛犬との適度な距離を保って接するようにしましょう。
犬が無駄吠えをする原因⑦
~認知症によるもの~
犬の認知症とは、人と同様、老化が原因となって認知機能が低下することです。
その認知症の症状として感情のコントロールができなくなって鳴き続けることがあります。
「無駄吠え」とは言えないかもしれませんが、近隣住人だけでなく、飼い主家族の生活にまで大きく影響を与えることになるでしょう。
病気の症状でもあるため、獣医師に相談してみましょう。
犬が無駄吠えをする原因⑧
~他の犬につられる~
犬は元々群れで生活してきた動物なので、他の犬が吠えていると、つられて吠えることもあります。
多頭飼いをしている場合には、リーダーとなる1匹が吠えることで他の犬も吠え始めるようです。
そのため、リーダーとなる1匹に着目してしつけを行っていくと良いでしょう。
犬の無駄吠えをしつけ直そう
犬の無駄吠えのしつけ直そう
~やってはいけないこと~
無駄吠えをしつけ直す前に、まず犬への接し方を見直してみましょう。
無意識にとっている行動が犬の無駄吠えを煽っているかもしれません。
- オーバーにリアクションをすること
「うるさい」「静かにして」など感情的に叱らないようにしましょう。
場合によっては、飼い主も同調していると勘違いさせてしまうことがあります。 - 叱るタイミングを間違えている
犬のしつけにタイミングはとても重要なことです。
例えば、鳴き止んだ後に叱っても犬は何で叱られているのか理解できないでしょう。 - 吠える原因を読み違えている
例えば、吠える犬に「叱る」という行動を取った場合、吠えている原因がストレスからだったらどうでしょうか。可哀そうですよね。
吠える原因を正しく見極めなければなりません。 - 叩くなどの体罰
親犬は子犬を噛んでしつけることもありますが、人から犬への体罰で犬は学習しません。
それどころか、信頼関係が崩れてしまったり、防衛のため攻撃に出ることもあるかもしれません。
犬の無駄吠えのしつけ直そう
~原因に合わせたしつけ方を~
犬の無駄吠えをしつけ直すときには、必ず吠える原因に合わせたしつけを行いましょう。
例えば、ストレスが原因で吠えている犬に対して、ただ叱るだけでは何も解決しないどころかかわいそうですよね。
また、警戒心から吠えている犬に対して無視をしても全くの意味をなさないようでしょう。
そういった意味からも犬が吠える原因をしっかり見極めてしつけていかなければなりません。
それではしつけ方法をいくつか紹介します。
以下のしつけ方法を、吠える原因によって使い分けてしつけていきましょう。
◆基本コマンドの指示を出す
縄張り意識や威嚇によるもの、また興奮から吠える時に効果的な方法です。
犬が吠え始める時に、「おすわり」「マテ」など基本コマンドの指示を出すことで吠えることを中断させます。
これは、犬の注意を他の事に向けることが狙いで、犬が吠える対象を忘れ飼い主に気を向けることが目的となります。
◆無視をしてしつける
要求吠えをしているときに効果的な方法です。
犬が何かを要求して吠えてきたとしても、徹底的に無視をしましょう。
部屋を移動しても良いです。
犬が吠えるのを止めて大人しくなったご褒美を与えましょう。
こうすることで、「吠える=無視される」→「大人しくする=良いことがある」と認識していくようになります。
ある程度吠えることをすぐにやめられるようになれば、ご褒美なしでもできるよう繰り返ししつけていきましょう。
◆サプライズを与える
要求吠えや警戒吠えに効果的な方法です。
サプライズとは犬がびっくりして行動を一時的に中断させることを目的とした、天罰を下すことです。
犬が吠えたら、用意しておいたサプライズを与えます。
このサプライズとは、例えば小銭の入った貯金箱や鍵の束などを床などに投げることで大きな音を出すことです。
この音に驚いて吠えるのを止めたら、ご褒美を与えましょう。
こうすることで、「吠える=悪いことが起きる」→「大人しくする=良いことがある」と認識するようになります。
ある程度吠えることを止められるようになれば、ご褒美なしでもできるよう繰り返ししつけていきましょう。
サプライズは飼い主が行っていると思われないようにすると効果的です。
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