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そんなとき、犬は普段ならしないような問題行動を起こします。
その1つが、ペットシーツをバラバラに噛みちぎり、食べてしまうことになります。
犬がペットシーツを食べてしまうと起こる危険性とは?
最初にもご紹介したように、ペットシーツは万が一犬が食べてしまった場合、様々な危険が起こり得ます。
◆ペットシーツに含まれる吸水ポリマー
少量であれば問題ないと言われる吸水ポリマーですが、ペットシーツをいたずらした時、どれくらいの量の吸水ポリマーを食べてしまったか、小さい体の犬に対して、口にした量が多ければ、その分心配しなければ行けない事態になります。
吸水ポリマーはオシッコをしっかり吸収してくれる優れものですが、それが体内に入ってしまうと、吸水ポリマーが体内の水分を吸収して膨らみ、固まってしまうことがあります。
胃や腸で膨張してしまった場合、それは自然に消化することはありませんので、開腹手術(または内視鏡)によって取り除くしかありません。
◆ペットシーツのビニール
怖いのは吸水ポリマーだけではありません。
ペットシーツをコーティングしている、ビニール部分にも危険があります。
このビニールも細かく噛みちぎった小さい破片なら、ウンチと一緒に排泄されてしまいます。
しかし、万が一、ある程度の大きさのビニールを飲み込もうとした場合、喉に詰まる危険性があります。
その場に家族がいる場合はすぐ対処できるとしても、留守番中に起こったとしたら、考えただけでゾッとしますね。
犬がペットシーツを食べなくなる対策
1.犬のトイレのしつけをしっかりする
ペットシーツを食べてしまう癖は、子犬の頃に始まることが多いようです。
トイレトレーニングとともに、ペットシーツは食べるものではないということを、子犬の段階できっちり教えることが大切になります。
そのため、食べようとした時に「ダメ」と止めることがポイントになります。
これは、1回や2回ではなく、何回も現行犯で捕まえ、やめさせることで覚えて行くので、飼い主さんの根気を必要とします。
2.犬がペットシーツをいたずらできないようにする
ペットシーツを食べないようにしつけをしながら、ぜひ実行してもらいたいのが、ペットシーツを容易にいたずらできないようにスノコカバーが付いているトイレの利用です。
スノコカバーが付いていても、根性でいたずらしてしまう犬もいるようですが、何もない状態に比べ、格段にペットシーツを食べてしまう確率が低くなります。
さらにしつけと並行すれば、早い段階でペットシーツを食べる癖を治すことができます。
3.犬が運動不足(ストレス過剰)にならないように心がける
ペットシーツを食べるのが、ストレス解消から来ているのだとしたら、その原因を取り除いてあげさえすれば、ペットシーツを食べることもなくなります。
まずは、
- 運動不足にならないよう十分な運動をする
- 長時間、連日の留守番を避ける
- スキンシップをしっかり取る
- 一緒に遊ぶ
などを実行し、犬が過剰なストレスを溜めないように気遣ってあげましょう。
4.洗えるペットシーツ(吸水ポリマー不使用シーツ)に変える
もう1つの方法として、1番危険である、吸水ポリマーを使っていないペットシーツを使うという方法もあります。
また、ビニールの心配もあるのであれば、洗えるペットシーツというものもあり、その場合、何度でも洗って使えるのでエコにもなりますね。
この記事のまとめ
- ペットシーツはただの紙ではなく、表面は柔らかいメッシュで、底部分はビニール製。尿戻りがないようにポリマー加工されている
- ペットシーツはトイレとセットで使うことで安心感があり、犬の誤飲を防ぐ
- ペットシーツのサイズ:「レギュラー」「セミワイド」「ワイド」「ワイドプラス」「スパーワイド」
- ペットシーツの種類:「吸収力の違い」「消臭・匂い付き」「トイレトレーニング用」「洗えるペットシーツ」
- 犬がペットシーツを食べてしまう原因:「おもちゃと認識」「暇すぎて」「ストレス解消」
- ペットシーツの危険性:「ポリマーが体内で膨張」「ビニールの破片が喉に詰まる」
- 犬がぺとシーツを食べなくなる対策:「しつけ」「すのこ付きカバーを利用」「運動不足(ストレス過剰)の予防」
犬用のペットシーツの選び方のコツ さいごに
犬用のペットシーツは次々新しい製品が生まれています。
ご自身の愛犬の生活やライフスタイルに合わせ、1番快適に使えるものを選びたいですよね。
量を重視
品質重視
安全性重視
地球と動物に優しいこと重視
個々で重視したいポイントは変わってきます。
皆さんは何重視でペットシーツをお選びになりますか?
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