また、犬は「噛んで良いもの」と「噛んではいけないもの」の違いを理解することはできません。
噛まれて困るものは片付けて、噛んで良いものを与えてあげることも必要です。
犬が噛む理由と対処法③
~威嚇~
エサ入れを取ろうとしたら噛まれた、ブラッシングしようとしたら噛まれたなど、「止めて!」という威嚇の意思表示で噛むことがあります。
犬の威嚇による噛む行動は、まず主従関係を見直してみることが必要です。
犬が自分をリーダーだと思っていて、飼い主が悪いことをしたから叱っているつもりでいる可能性があります。
主従関係が正しく築かれていれば噛む行為に出ることは減るでしょう。
それでも、ブラッシングなどの特定のことに対して嫌がって噛む行動に出る場合には、その事に慣らしていくことも大切です。
ブラッシングが嫌いなのであれば、短時間で少しずつブラッシングをして、落ち着いていられたらおやつなどを使ってたくさん褒めてあげましょう。
徐々に時間を長くしていき、おやつ無しでも落ち着いて過ごせるようトレーニングしていくと良いでしょう。
犬が噛む理由と対処法④
~本能的な衝動から~
元々猟犬だった犬種は、動くものを見ると本能的に噛む行為に出ることがあります。
特に、犬の目線に入りやすい人の足に噛みつくことがあります。
目の前で動く足に猟犬としての本能に火がついて噛んでしまうのです。
噛まれた時には、「痛い」などの単発的な言葉を言い放ち、落ち着くまでケージに閉じ込める方法で対処していきましょう。
ケージで落ち着いていられたらご褒美を使って褒めて出してあげます。
こうすることで、「人の足を噛む=閉じ込められる」と覚えて、次第に噛むのを止めるようになるでしょう。
噛み癖のしつけ方法
噛み癖への間違った対処
噛み癖を直したいと思っている犬の飼い主さんの中には、逆に噛み癖を助長する対処をしてしまっていることがあります。
最も多いのは、噛まれた時の飼い主さんのリアクションです。
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