Contents
そうではなく、ムズムズ体を動かしたり、短くフッフッという感じでため息をついている場合、不快な合図ですので、一度犬を自由にさせてみてください。
7. 疲れた合図でため息
楽しく遊んだり散歩する犬ですが、自分が疲れてくると、ため息をつくことがあります。
散歩中であれば、同時に足が止まってしまうかもしれません。
それは多くの場合、疲れたという合図なので、その場で少し休憩して、早めに家に帰るようにしましょう。
ため息で喜怒哀楽の感情表現
こうしてみていくと、犬のため息にも、それぞれ意味があることが分かりますね。
まずは、そのため息の心理を知るには、どんな場面でのため息かを観察しましょう。
状況から、それがいい意味か不満からくるものなのか推測できるでしょう。
犬のため息は心配ゼロ?病気の可能性は?
では果たして、犬のため息は感情表現の1つであり、病気のせいということはないのでしょうか。
「いいえ」
中には心配しなければいけないため息もあるのです。
それでは、同じため息でも心配した方がいいため息をご紹介していきます。
1日に何回もため息をつく(咳など別の症状もある場合あり)
ご紹介したように、犬はリラックスしている時でも不満がある時でもため息をつくことがあります。
でも、そこに何の意味があるのかわからないくらい、頻繁に毎日ため息をつくような場合、病気が隠れていることがあります。
それはため息というより、呼吸がしずらいため、いっぱい空気を吸い込もうとしての深呼吸であることがあります。
また、ため息と一緒に咳が出ることもあり、その場合、循環器に問題があることがあります。
考えられる病気として、
- 気管虚脱
- フィラリア
- 僧帽弁閉鎖不全症など
短頭種のため息は鼻に問題があることも
短頭種の犬は、鼻の通りが良くないことがあります。
また、鼻が短いという構造上、鼻水が出やすく、ため息というより、その鼻水を出すために「フンッ!」とすることがよくあります。
そして、それが当たり前の光景になってしまうと、短頭種に多い「鼻腔狭窄症」という病気になってしまった時に、気づくのが遅くなってしまいます。
コメントを残す