犬と一緒に電車に乗るときの注意点

キャバリア

いくら小型犬でも、キャリーバッグに入れての移動は場合により人の邪魔になってしまうことが考えられ、何よりも電車内でいくら気をつけていても、犬が周りの人に押されてしまうこともあります。

また、人の熱気で電車内の湿度が高くなることもあるでしょう。

通常とは違う環境で、当然犬も極度に緊張してしまいますし、不慮の事故が起きないとも言い切れません。

様々な理由を考え、電車移動は極力ラッシュ時は避けるようにしましょう。

極力犬の存在を消す

自分の犬は大変かわいいですし、キャリーバッグに閉じ込めず、空気に触れるように…などと、犬目線で考えるとトラブルの元になります。

キャリーバッグの前面がメッシュになっているものもあり、顔を出さなくてもキャリーバッグの中で十分通気性があり、いいかもしれないなどとも思いますよね。

ただそういった場合、周りの人からも犬は見えています。

犬好きの人や特に子供などは、触らせてくださいなどとなることも十分ありますね。

ただし、犬はそんなことどうでもよく、とにかくストレスで緊張していることでしょう。

知らない人に触られたり、騒がれたりすることで、更に犬に負担をかけることがないように、出来るだけ犬の存在を消すことも重要です。

メッシュ付きのキャリーバッグにする場合でも、必要に応じ、メッシュを目隠しできるキャリーバッグを選ぶと、行く場所に合わせて対応できるのでおすすめします。

動物が嫌いな人に気を配る

居合わせる人全てが動物好きとは限りません。

犬にアレルギーがある人もいるでしょう。

犬も一緒に電車に乗れるルールなのだから、当然の権利という気持ちでは利用せず、やはり動物が苦手な人への配慮を忘れないようにしましょう。

特に、動物と人は別という風に、厳しい考えを持っている人も中にはいます。

余計なトラブルを回避するためにも、十分気をつけるようにしましょう。

初めての電車移動は長距離を避ける

犬は初めての環境に対応することが苦手です。

駅に向かい、手続きをし、ホームに立ち電車に乗る。

犬にとってはその全ての工程が未知の世界でしょう。

そのような状態で、長時間の電車移動は犬の体調不良や極度な緊張での粗相、鳴きだして止まらないなど、想定外のことが起きることが考えられます。

まずは、ご自身の犬のリアクションを見るためにも、ぶっつけ本番で電車に乗せるのではなく、時間に余裕を持ち、

  • 電車に乗らずまず駅に連れて行き慣れさせる
  • 電車に乗って一駅まで行って戻ってくる

など、短時間だけ電車を利用し、犬のリアクションを見てみましょう。

それに応じて、それぞれの対応策を考えることができます。

犬と電車に乗る時のキャリーバッグ、どれがおすすめ?

犬と電車に乗る時には必ず、キャリーバッグに入れることが必要になります。

そしてキャリーバッグにも様々な種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

デザイン別のキャリーバッグのメリット・デメリットをご紹介しますので、ぜひ愛犬にピッタリなキャリーバッグ探しのヒントになさってください。

ハードケース

名前のとおり、硬いプラスチック製のキャリーバッグになります。

大きさの規定に当てはまっていれば、どこの交通機関でも対応可能。

◆ハードケースのメリット

  • ソフトケースより丈夫
  • 電車に限らず、他の交通機関でも使えることがほとんど
  • 自宅でハウス代わりにもなる
  • 安定感がある

◆ハードケースのデメリット

  • 重いので疲れる
  • かさばるので邪魔になることがある
  • 両手が使えない

ソフトケース

布製やポリエステル製など様々な素材でできているものが多く、肩から斜めがけして運べるデザインのものもあり。

◆ソフトケースのメリット

  • ハードケースに比べて軽い
  • 肩から斜めがけできるものは両手が使える
  • ハードケースに比べ、犬への肌当たりがソフト
  • デザイン性に優れているのでいろんなデザインの中から選べる

◆ソフトケースのデメリット

  • 肩から斜めがけする場合は片方の肩が痛くなる可能性あり
  • 片手で運ぶ場合、両手が使えない

リュックキャリー

デザイン的にはマザーズリュックに似た感じで、リュックのサイドや上部がメッシュになっているデザインが多いようです。

◆リュックキャリーのメリット

  • 両手が使える
  • 両肩で背負うので体が痛くなりにくい
  • 軽い素材でできているものが多い

◆リュックキャリーのデメリット

  • かさばる
  • リュックキャリーを使うと、それ以外の荷物は全て手で持つことになる

スリング

犬用の抱っこ紐になります。

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