【動物看護士が解説】犬の妊娠期間はどのくらい?妊娠期間の症状や注意すること

一度動物病院で検査をしてもらうには妊娠後期の時期が一番適しています。

この時期に、飼い主さんも出産の準備をしておきましょう。

 

犬の妊娠期間に飼い主さんができること

ストレスなく生活させる

妊娠中はデリケートになる犬も多いです。
もともと神経質な性格なら尚更です。
ストレスにならないためにも気を使ってあげることは必要ですが、飼い主さんが神経質になりすぎることもよくないですので、通常通りの生活を心がけてストレスや激しい運動、疲れるようなことをさせるのは避けましょう。

 

かかりつけの動物病院で相談を

愛犬が短頭種だったり、帝王切開の経験が過去にあったりする場合は、妊娠後期にX線検査(レントゲン検査)をしておきましょう。
特に、フレンチブルドッグやブルドッグは頭が大きい犬種なため、自然分娩で生まれてくることはほぼ無く、ほとんどが帝王切開になるため、出産前に行きつけの動物病院と相談が必要になります。
短頭種でなくても、難産になり緊急帝王切開になるケースも多いです。
そのため事前に、

万が一出産中にトラブルが起きたらどうすればいいのかを獣医師や動物看護士に聞いておくと安心です。

 

出産の用意

愛犬の出産の準備をしておきます。
出産をする場所は、一番愛犬が落ち着く場所がいいです。
主にケージの中や産箱という壁があるところで出産できるように用意をしてあげましょう。

準備するもの

  • 体温計(あれば)
  • タオル
  • ハサミ(へその緒や糸を切る)
  • 消毒液(ハサミなどの消毒用)
  • ティッシュペーパーやガーゼ
  • 糸(へその緒を結ぶ)
  • 新聞紙やペットシーツ(胎盤や羊水などで汚れます)

 

出産が近づいてきたら、ケージの中や産箱に新聞紙やペットシーツやタオルなど、汚れてもいいものを引いてあげましょう。
また、落ち着けるように、産箱は大きめのダンボールを使用するのもおすすめです。
ケージの中であれば、周りが見えないように壁を作ってあげましょう。

出産は、へその緒を自分で切るまで上手に手助け無くできる子もいますが、できない子もいますので、糸やハサミなども用意しておきましょう。

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