【動物看護士が解説】犬の避妊手術後にはここに注意!

子供を望んでも作ることは出来ない

避妊手術を行った後にやっぱり子供が欲しいと望んでも、子供を作らせてあげることはできません。
よく考えて避妊手術を行いましょう。

麻酔のリスクがある

麻酔をかけることに関して、少なくともリスクが伴ってきます。
稀に健康な犬でも麻酔と相性が合わなければ危険な場合もあります。
そのリスクも考慮しなければなりません。

太りやすくなる

ホルモンバランスの関係で、避妊手術をした後は太りやすくなります。
避妊手術をする前と同じ食餌で同じ量でも太る犬は太りますので、避妊手術後用のドッグフードに変えたり、量を調節したりする必要があります。

 

犬の避妊手術の流れ

動物病院で行う避妊手術の一般的な流れを説明します。

避妊手術前

避妊手術をする日の1週間以内に、麻酔をかけても大丈夫なのかという検査を行う病院があります。
この検査には一般的に血液検査やレントゲン検査です。
この検査で、内臓に問題がないか、また心臓や骨の異常はないかなどが大まかにわかります。

避妊手術を行う日の前日は、夜ご飯を抜いて下さいという指示をされる病院もありますし、夜ご飯は食べてもいいですが、夜中は与えないで下さいという指示がある病院があります。
この辺は、動物病院によって様々なやり方があり、正解はないので行きつけの動物病院の指示に従いましょう。

 

手術日

手術当日は、朝ご飯やお水は与えないで下さいという指示をされる動物病院が多いです。
これは、麻酔の影響で気持ち悪くなってしまい、嘔吐することがあります。
その場合に、食べたご飯によって誤飲してしまうことを防ぐためです。

また、手術当日に事前検査を行うという病院は、手術前に検査を行う病院よりも多いです。
手術当日だと、より検査結果が明確になります。
その日のコンディションや検査結果により、延期や中止にした方がいい場合もあります。

避妊手術自体は、お腹を切る場合は1時間もかかりません。
腹腔鏡の場合ならもっと短い時間ですみますし、傷も小さいです。
ただし、麻酔の効き具合によっては、よく効いている場合は1時間~2時間醒めない犬もいます。
早く醒める場合は、手術時間と同じくらいで醒める犬もいて、犬によっても、動物病院で行う麻酔管理のやり方によっても様々です。

手術後

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