手術後は、動物病院によっても様々ですが、日帰りできる場合と1泊や
2泊程入院してから帰ることができる場合があります。
お腹を切って避妊手術をする場合の多くは、入院が必要となる場合が多いです。
その後は抜糸までの間は家で様子を見ます。
避妊手術後から抜糸までの期間は、1週間~2週間程でこれも動物病院によって若干違います。
手術後はもう一度抜糸のための来院指示があるので、獣医師の指示に従いましょう。
犬の避妊手術後はここに注意
術後の対応
避妊手術後は、お腹を切って糸で傷口を縫ってあります。
傷跡の処置も動物病院によって違いますが、傷跡をテープで貼って保護したり、腹帯のようなものを巻いたり、エリザベスカラーを付けたりします。
これは、抜糸までの間に舐めたりとってしまったりして傷口が開かないように動物病院によって工夫がされています。
そのため勝手に取ったりせずに、術後の対応は基本的に獣医師の指示に従いましょう。
エリザベスカラー
エリザベスカラーを付ける場合も多いです。
エリザベスカラーを付けての生活は、とてもストレスになります。
しかし、傷口を舐めて開いてしまうとまた麻酔をかけて縫い直さなければいけません。
そうならないようにするために、目を離している時は頑張って付けていてもらいましょう。
しかし、エリザベスカラーをしていながらご飯を食べる時はとても食べにくいのです。
目を離さなければ食餌中は外しても大丈夫です。
エリザベスカラーをしたまま与える場合は、食器に高さをつけてあげましょう。
台の上に乗せたりするだけでもずいぶん食べやすくなります。
散歩
散歩も行っていい場合と抜糸まではやめておいた場合があります。
基本的に愛犬に元気食欲があり、元気な状態であれば気分転換にもなりますので、激しい運動は避け、軽い散歩に出かけても大丈夫です。
しかし、避妊手術中に予期せぬ出来事があった場合や、術後元気や食欲がない場合などは手術後も安静にしてあげた方がいいこともあります。
これは獣医師の指示に従いましょう。
入浴
トリミングサロンに行くことや、家でシャンプーをすることは抜糸までの期間はやめておきましょう。
できる限り、避妊手術前にシャンプーなどは行うようにしておきましょう。
抜糸後、特に問題がなければトリミングサロン、シャンプーはしても大丈夫です。
まとめ
避妊手術は、今動物病院で行われている手術の中でも一般的でとても多い手術です。
最近では、飼い主さんの知識も増えてきているため、発情期前の生後半年~1年以内に避妊手術を行うことが増えてきています。
避妊手術には、メリットとデメリットがあります。
子供を望んでいなければ、メリットの方が圧倒的に大きいと考えています。
だからといって100%大丈夫とは言い切れません。
避妊手術を考える場合は、正しい知識をもって、家族と相談して後悔のないようにしましょう。
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