犬に伏せを教えよう!伏せができるとこんな利点が!

犬が完全にお腹を地面につけて伏せの姿勢になったら、伏せの状態を保ったままおやつをあげます。

●上記の動作を何度も繰り返し、完全にできるようになったらおやつなしで手の動きだけで伏せができるようにします。

●おやつがなくても手の動きだけで伏せができるようになったら、ここで始めて「伏せ」という言葉を使います。

「伏せ」と言ってから手を動かして伏せの姿勢をとらせます。
上手くできたらおやつをあげ、たっぷり褒めてあげましょう。

●少しずつ手の動きを小さくしていき「伏せ」の言葉だけで伏せができるように、繰り返し練習していきましょう。

●言葉だけで伏せができるようになったら、いつでもどんなところでもできるように、いろいろ場所を変えて練習してみましょう。

場所や状況が違うと戸惑うこともあり、後戻りすることもあるかもしれませんが、おやつを上手く使って少しずつクリアしていきましょう

「伏せ」ができたら「待て」の練習をしてみよう!

「待て」のしつけで大切なのは終わりの合図を出すことです。

「よし!」「Go!」などの言葉で指示してやることで、犬は指示が出るまで動いてはいけないということを覚えます。

「待て」のしつけは下記の流れで行います。

●伏せをさせる

●そのままの姿勢で1秒でも動かないでいられたら合図を出しおやつを与えてほめる

●少しずつじっとしていられる時間をのばしていく

最初から長い時間待たせると犬は動いてしまうので、1秒、2秒、と少しずつ少しずつ時間をのばしていくのがコツです。

伏せの姿勢で待たせる場合は15分から20分程度待てることを目標にします。

最後に・・

私達から見ると、のんびり寛いでいるだけのように見える「伏せ」の姿勢ですが、犬にとっては気持ちを落ち着かせたり、相手の興奮を抑えたり、敵意がないことを知らせたり、さまざまな気持ちのシグナルを示しているのがわかりました。

そのシグナルを見分けるのは簡単ではありませんが、日々の触れ合いによって少しずつ犬の気持ちに寄り添うことができるようになれるといいですね。

何より、飼い主の指示で「伏せ」ができるということは、愛犬と飼い主との信頼関係がしっかりできているということです。

「伏せ」を完全にマスターさせるには根気がいりますが、愛犬とのストレスのない毎日のためにも、ぜひ頑張ってクリアしてください。

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