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日本でも2004年に輸入され、翌年2005年にはジャパンケネルクラブに登録されています。
◆ジャーマン・クライン・スピッツ
4番目に大きい種類で、体高23~29cm、体重4~6kgの小型犬です。
他のスピッツとは異なり、やや丸みのある立ち耳で先の方だけ尖った耳をしています。
毛色は、ブラック、ブラウン、クリーム、オレンジなどの単色の他にパーティーカラーがあります。
イギリスに輸入され小型化されたことから、「ヴィクトリア・ポメラニアン」の異名を持っています。
◆ジャーマン・トイ・スピッツ
体高21cm前後、体重1.7~2kgの超小型犬です。
かつてはこの種類がポメラニアンと呼ばれていました。
毛色はパーティーカラーのみとなります。
◆ジャーマン・ツヴェルク・スピッツ
別名「ポメラニアン」、最も親しみのある種類ですね。
体高20cm前後、体重1.9~3.5kgの超小型犬に分類されます。
毛色は、オレンジ、ホワイト、ブラック、ブラウンなどの他にも、ブリンドルやブラックアンドタンなどカラーバリュエーションは豊富です。
スピッツの性格・気質
日本スピッツの性格・気質
日本スピッツは、明るく活発で遊びが大好きな性格をしています。
飼い主に対しては愛情深く、見知らぬ人には警戒心を見せることがあります。
かつては、「無駄吠えの多い犬」と悪評が広まっていましたが、確かに日本スピッツは繊細な一面を持ち合わせており、かつては屋外で飼育されていた影響が大きく警戒心から吠えることがありました。
しかし、現在の日本スピッツは、穏やかな性格へと改良が進んでいるようです。
また、賢くて物覚えが良いしつけやすい犬種でもあります。
ジャーマンスピッツの性格・気質
ジャーマンスピッツの種類で共通する性格は、素直で明るく快活な性格をしています。
小さな子どもさんがいらっしゃる家庭でも飼うことができます。
見知らぬ人に対しては警戒心が強く、無駄吠えに繋がりやすいので注意が必要ですが、番犬に向いている性格だと言えます。
ジャーマンスピッツの中でも、ミッテルとグローサーが特に吠える性質を持っているようです。
飼い主に対して忠実で愛情深く、しつけやすい犬種でもあります。
しっかりしつけることで吠え癖を防いでいくことは可能でしょう。
スピッツの飼い方
日本スピッツの飼い方①
~室内飼育がおすすめ~
日本スピッツは、繊細な一面を持っている犬種なので日ごろからのスキンシップが大切です。
屋外で飼育することも可能ですが、基本的には室内で飼育してこまめなスキンシップを取りながら育てていくことをおすすめします。
日本スピッツの特徴的な真っ白な毛並みを保つという意味でも室内飼育が望ましいでしょう。
非常に活発な犬種でもあるため、毎日十分な運動をさせてあげることで精神的にも安定してくれるでしょう。
運動不足は、無駄吠えや問題行動の原因となってしまいます。
散歩は、1日2回それぞれ30分を目安に連れて行ってあげましょう。
さらに休日などにはドッグランや広場で自由に遊ばせてあげてください。
運動能力も高いのでドッグスポーツへの挑戦もおすすめしたい犬種です。
ジャーマンスピッツの飼い方①
~種類に応じた飼い方を~
ジャーマンスピッツは体のサイズが異なるため、それぞれに適した飼育環境を準備してあげなければなりません。
基本的には、いずれの種類も寒さには強いのですが、暑さに弱い体質を持っているため、室内での飼育をおすすめします。
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