ヨークシャーテリアへのトレーニングは難しい？効果的なトレーニング方法とは

おもちゃは、誤飲できない大きさのものを選ぶ、おやつも丸のみしても大丈夫な大きさのものを用意するなど工夫が必要です。

トレーニング中に、このような事故を起こしてしまうとヨークシャーテリアにとってトレーニングはトラウマになってしまいます。

トレーニングは楽しいものであると認識させることが大切です。

ヨークシャーテリアへのトレーニング（しつけ）は必要？

トレーニングが必要かどうかは、ご愛犬がどのような目的で飼われているかにもよります。

特にヨークシャーテリアがドッグショーに出る場合は、毛の擦れなどを防ぐために万全の注意を必要とし、さほど激しいトレーニングはさせません。

生活のパートナーとして飼う場合は、人間社会のルールを覚えさせるのも必要ですので、トレーニングは重要と言えますね。

ヨークシャーテリアのしつけで、これだけはしてはダメなこと

ヨークシャーテリアの学習スピードは、個体差ももちろんありますが、飼い主さん次第というところが大きくあります。

教え方が上手な飼い主さんであれば、ヨークシャーテリアもスムーズに覚えていくでしょう。

まずは、絶対しては行けないしつけ方法をご紹介していきますので、参考にしてください。

家族全員がバラバラで、全くしつけが統一されていない

家族みんなでしつけトレーニングをするというのは、素晴らしいことです。

ですが、みんなでしつけをする時には、必ずしつけ方法、しつけで使うワードは統一するようにしましょう。

1人は「おすわり」1人は「座って」1人は「sit」などバラバラだと、ヨークシャーテリアは間違いなく混乱します。

また、しつけ方法が統一されていないと、なにが正しくて悪いのか、ヨークシャーテリアには理解できないことになってしまいます。

しつけトレーニングで失敗した時すごく叱るまたは、気分にムラがある

しつけトレーニングが思うように進まないと、どうしてもイライラしてしまいます。

わかります…が、それを顔や態度に出すのはやめましょう。

まず、失敗した時にガミガミ叱ってしまうのは、飼い主さんが感情をどうにもできないだけであり、ヨークシャーテリアには伝わりません。

逆に叱り付ける度合いによっては、萎縮させてしまうかもしれません。

しつけトレーニングは、飼い主さんとの絆を深める時間でもありますので、逆効果なことはやめましょう。

また気分にムラがあり、昨日はハイテンションだったのに、今日は何か声のトーンが低いなんてこともないようにしましょう。

ヨークシャーテリアは人間の声のトーンで、感情を読むところがあります。

しつけトレーニングに集中してもらうためにも、私たちの飼い主が落ち着いて指示をする必要があります。

しつけトレーニングができても失敗しても、とりあえず褒める

なかなかヨークシャーテリアがものを覚えない原因の1つが、成功していないのに褒めることがあります。

まー、成功ではないけど努力はしたし、8割できてたし。と褒める…

ヨークシャーテリアはそれでいいんだと学習します。

叱る必要はありませんが、できていないのに褒めるのは、ヨークシャーテリアが勘違いしてしまうだけです。

しつけトレーニングの指示が簡潔ではなく、長い

ヨークシャーテリアは人の言葉を使いません。

それでも必死に飼い主さんのいうことに耳を傾けようと集中します。

短い単語を何回も何回も復唱することで、その言葉と行動が結びつくようになります。

ポイントはとにかく短くはっきりとです。

それを人との会話のように、長々と言ってしまうと、ヨークシャーテリアはついて行けません。

わかりやすい 言葉でハッキリ言うことが大切になります。

体罰は絶対にダメ

論外な話になりますが、体罰はいかなる理由でもしてはいけません。

体罰で押さえ込んで教えるしつけは、しつけではなく虐待です。

信頼関係など築けません。

ヨークシャーテリアは言葉を話せません。

でも気持ちは人間以上に繊細で、純粋なのです。

1番信頼したい相手に叩かれたら、どんな気持ちになるでしょうか。

この記事のまとめ

ヨークシャーテリアへのトレーニングは難しい？効果的なトレーニング方法とは さいごに

初めてヨークシャーテリアを飼う人もそうでない人も、その個体個体で性格は違いますので、しつけをする時には、毎回悩むことや気づかされることも多いのではないでしょうか。

しつけを通して、ヨークシャーテリアと私たち飼い主は、絆を深めていくことができます。

ヨークシャーテリアは飼い主の私たちを信頼し、また、私たちも信頼してもらえるような飼い主であり続けたいと思います。

近道はありません。

ゆっくりでもいいので、ヨークシャーテリアとともにトレーニングをし続け、一緒に成長していきましょう。