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平成30年度の日本では年間の犬の引き取り数が約35,000頭、うち8,000頭が殺処分を迎えています。
愛犬がそうなってしまわないためには、責任を持って新しい飼い主さんに確実に託すことが必要です。
捨てるのは絶対ダメ!!
言うまでもないことですが、その辺に捨ててしまうのは絶対にダメです。
「誰か優しい人に拾ってもらえれば…」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなシナリオ通りになる可能性は極めて低いのです。
多くの場合、保健所で保護されることになってしまうでしょう。
野良犬としても自分で食事を確保することも難しくやせ細り最終的には餓死、さらにトイプードルのようなトリミングを必要とする犬種は人の手を入れないと生き延びることはできません。
里親制度を上手に利用しよう
まず犬の里親制度とは、飼育放棄や家庭事情など、あらゆる事情から飼い主がいない保護された犬「保護犬」を保健所や動物保護団体、個人の飼い主から譲り受けることを指します。
そういった制度を利用して引き取る側の人のことを「里親」と呼びます。
この里親制度を上手に利用して愛犬の新しい飼い主を見つけるようにしましょう。
里親はどうやって探す?
里親の探し方① 公共の里親募集を利用する
「動物保護センター」「動物愛護センター」等が里親募集を行っています。
愛犬も一緒に里親募集に出してもらえないか相談してみましょう。
捨て犬や迷子犬等も多く募集されています。
里親の探し方② 民間の里親募集掲示板を利用する
里親募集にはwebサイトの掲示板が使用されることが多いようです。
子犬から大人の犬まで血統のある犬からミックス犬まで年齢や種類も豊富で、絞り込み検索がしやすい特徴もあります。
中でも「ライフボート友の会」や「いつでも里親募集中」は人気のある掲示板でたくさの人が閲覧・利用しています。
里親の探し方③ 新聞や広告を利用する
多少お金はかかりますが地方新聞に載せてもらったり、チラシを作りペットショップやペット用品を扱うお店などに貼ってもらうことで情報を配信することが出来ます。
里親の探し方④ 個人で里親募集をしている方もいる
ボランティア等で捨て犬や迷子犬を保護し、里親を募集している方もいます。
こちらは子犬の配合などを取り扱ってくれることは少ないと思いますが、どうしても飼えなくなってしまい一時的にでも預かって頂きたい場合などに相談してみると良いでしょう。
里親の探し方⑤ 家族や友人・知人に聞いてみる
友人や知人で犬を飼う予定がある方や、里親になってくれる方がいらっしゃればその方に引き取ってもらうのが一番かもしれません。
急を要する場合には?
愛犬を手放なさなければならない事情の中には、どうしようもないケースもあり、中には「今日から」面倒を見れないというような緊急を要するものもあるでしょう。
そんな場合には、できれば家族や知人、ある程度信頼関係ができているのであればかかりつけの病院やサロン・ホテルなど身近なところから、一時的に預かってもらえないかお願いしてみるのが先決です。
しかし、それも難しい場合には、「動物保護センター」「動物愛護センター」「ボランティア団体」などへ相談してみると良いでしょう。
とは言っても、これらの団体は引取りを専門として活動しているわけではありません。
行き場のない保護犬たちを救うための活動をしているので、もしかしたら良い反応はないかもしれません。
そのことを踏まえた上で相談し助言をもらうことをおすすめします。
良い里親に巡り合うためには
大切な愛犬の一生を託す里親は、責任を持って最後まで大切にしてくれる方が良いですよね。
個人で里親を探す場合には、その見極めは難しいものとなるかもしれません。
それではどうやって良い里親を見つけたらよいのでしょうか?
コンタクトは重要
募集に連絡があった場合、まずその方の対応からチェックします。
良心的な人か、犬が好きであるか、なぜ里親になりたいのか、細かくチェックします。
トイプードルは人気のある犬種ですので、売買目的に里親になりたがる悪質な人もいるので注意が必要です。
いきなり「分かりました、ではいついつ何時にお渡しします」ではいけません。
何度か連絡を取り
- 犬を飼える環境にあるか
- こちらの飼育環境を理解し、望むような飼育方法を実践してくれるか
- 犬を飼うという事は手間や費用がかかることを理解しているか
などあらゆる面でコミュニケーションをとる必要があります。
これらのことを面倒くさがりすぐにでも欲しがるような方は遠慮しましょう。
成犬と子犬では条件が異なる
こちらで募集する内容が子犬なのか成犬なのかで色々と条件はことなります。
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