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送り出したパピヨンの数は優に15000頭を超え、日本にいるパピヨンでマダムパピヨン犬舎の血統が入っていないパピヨンはいないかもしれません。
現在のパピヨンは社会で大活躍
愛玩犬としてのイメージが強いパピヨンですが、現在では家庭で愛されるペットとしてではなく、賢く、人の気持ちを汲めるその優しさから、人々を癒すセラピードッグとして活躍しています。
体は小さいながらも頭の良さを生かし、警察犬として活躍しているパピヨンもいます。
パピヨンのファレーヌが欲しい!!
パピヨンには2種類、立ち耳と垂れ耳があることをご紹介いたしました。
日本で見るパピヨンのほとんどが立ち耳のパピヨンではありますが、イギリスでは立ち耳と同じくらいの割合で、垂れ耳のパピヨンが生活しています。
中には垂れ耳のパピヨンが欲しいと思う方もいますよね?
でも、ペットショップではほとんど探すことは難しいのが現実です。
理由として、日本にファレーヌ自体が少ないのと、ファレーヌになるかどうかはある程度成長してみないとわからないためということがあります。
ではどうしたら?
間違いないのは、パピヨンを専門にしているブリーダーさんに問い合わせするのが早いでしょう。
または、インターネットでファレーヌを既に飼っている人から情報を聞いてみてもいいですよね。
現在では豊富な毛色のパピヨン、人気カラーは?
昔はレッドカラーしかなかったパピヨンですが、現在ではさまざまなカラーの毛色があります。
人気の毛色はどのカラーかご紹介いたします。
みなさんが一目惚れしてしまう毛色は何色でしょうか?
人気毛色No1. ホワイト&レッド
王道の毛色がやはり1番人気があります。
ホワイトをベースに、顔、背中、飾り毛にレッドが入ります。
このレッドは、成長とともにセーブルに変わっていくこともあり、成長とともに変わる愛犬の毛色を楽しむことができます。
人気毛色No2. ホワイト&セーブル
セーブルは、ベージュやキャメルに近いカラーになります。
ホワイトをベースに、顔、背中、飾り毛にセーブルが入ります。
セーブルの中でもレモンカラーといわれる明るい茶色は、見た目が華やかになるので人気があります。
人気毛色No3. トライカラー
トライカラーは、ホワイトをベースにセーブルとブラックが混じった3色の毛色をいいます。
トライカラーの中でも、「クラシックトライ」と「ハウンドトライとあり、ブラックの毛色部分が多く、眉の部分に眉毛のようなタンがあるのがクラシックトライと呼ばれ、ハウンドトライは、セーブルの割合が多くなり明るい印象になります。
人気毛色No.4 ホワイト&ブラウン
ホワイトをベースに、顔、背中、飾り毛にブラウンが入ります。
ホワイト&レッドやホワイト&セーブルと比べ、もっと暗いブラウンでこげ茶に近い色合いになります。
また、ホワイト&ブラウンは顔まわりに集中して濃いブラウンが入ることが多くあります。
成長とともに毛色は変化していくので、その色合いをも楽しむことができますね。
人気毛色No.5 ホワイト&ブラック
ホワイトとブラックと明確な色分けで、見る人の目をひくカラーの組み合わせになります。
ホワイト&ブラックの組み合わせの場合、ホワイトかブラックのいずれかがベースのカラーになります。
中にはブラックセーブルといい、根本だけはセーブルというカラーもあり、その場合成長とともにセーブル色が強くなってくることがあります。
いずれにしろ日本では、ホワイト&レッドやブラウンと違い、ホワイト&ブラックはあまり見ない毛色になります。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬。イギリス系はシングルコート、スウェーデン系はダブルコート
- 毛色:ブラウン&ホワイト、セーブル、フォーン&ホワイト、ブラック&ホワイトなど
- 性格:明るく活発、好奇心旺盛、賢く物覚えが早い、プライドが高くときどき頑固、フレンドリーだけど繊細
- 名前の由来:美しい耳の飾り毛が、まるで蝶が羽を広げているように見えることから付けられた
- 原産地:諸説あるが、フランス、ベルギー、スペインなどといわれている
- 歴史:フランスの宮廷でも飼われていた
- パピヨンとマリーアントワネット:故郷を懐かしく思う意味でも、パピヨンに注ぐ愛情は深かった
- パピヨンは垂れ耳(ファレーヌ)が主流だった
- パピヨンが愛される理由:優雅なルックスとお茶目なギャップ、賢く人の気持ちを汲める、甘えん坊とツンデレな絶妙な仕草
- 現在のパピヨンは社会で大活躍:愛玩犬、セラピードッグ、警察犬
貴族たちからも愛されたパピヨンの長い歴史 さいごに
長い歴史の中で、現在の立ち耳タイプが主流になってきたパピヨン。
かわいらしいその姿は、昔から今と変わらず人気があったのですね。
普段はあまりパピヨンの歴史について触れる機会がないかもしれませんが、さまざまな歴史を知っていくと、ますますパピヨンへの愛着が深くなるのではないでしょうか。
今回ご紹介した以外にも、パピヨンの歴史には多くの諸説がありますので、調べてみるのもおもしろいかもしれません。
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