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その勢いで、飼い主さんの手や物を噛んだりするかもしれません。
興奮による噛みつきをやめさせるには、落ち着かせ、なにかに集中させることが重要になります。
1番いいのは知育玩具を与え、それに夢中にさせて興奮を抑えることでしょう。
また、飼い主さんと遊んでいて興奮して噛むということもあります。
この場合は、噛んだ瞬間に遊びを中断します。
そうすることで、噛んだら楽しい遊びが終わってしまうと学習し、噛むことがなくなります。
執着
ご飯をあげたときに、差し出した手に噛み付いたり、遊びの中でおもちゃに手を出したら噛み付いてきたりすることがあります。
これは、食べ物やものに対しての執着になります。
噛まれる前に、すかさずおもちゃを取るなどをしてしまうと、アメリカンコッカースパニエルはさらに取られる前に噛んでやろうと、状態が悪化してしまいます。
こういうときには、引き換えの取引をします。
今持っているおもちゃをくれたら、もっと楽しいおもちゃやおやつをあげるというふうに、交換するのです。
ポイントは、手放したらなにもなくなると思わせないことにあります。
手放したらもっといいものが手に入ると教えましょう。
噛むことはいけないけど、体罰はもっとダメ!!
人やものを噛むことは、人と生活していく以上やめてもらわなければなりません。
ただ前述したように、噛むという行為には犬なりに理由があります。
そういう犬の理由を無視し、力で押さえ込もうとするのは絶対やめるようにしましょう。
体罰による服従は、アメリカンコッカースパニエルを萎縮させるだけであり、決して信頼関係を生むものではありません。
アメリカンコッカースパニエルがなぜ噛むのかの原因を理解した上で、私たち飼い主が先回りをし、うまく噛まないようにコントロールしてあげるのがベストな方法になります。
どこを触られてもOKなようにスキンシップをとる
アメリカンコッカースパニエルの子犬の中には、触ろうとすると噛んでくるという個体がいます。
これは、過去に触られて嫌な思いをしたとか、飼い主さんがあまりに力強くワサワサ触るので、不快で噛んでしまうということなどが考えられます。
まず、手は怖いものではないことを教える必要があります。
方法として、
- フードを1つ1つ手からあげてみる
- おやつをあげながら優しく背中を触ってみる
などがあります。
大好きなフードやおやつをくれる手を、アメリカンコッカースパニエルは安心できる大好きな手と認識し始めます。
手からフードをあげることに成功したら、続いて、どこを触られても噛んでこないようにトレーニングします。
まずは、おやつを準備し優しく話しかけながら、背中を撫でます。
できたらすかさずおやつのご褒美をあげます。
この繰り返しで、少しずつどこを触られても大丈夫なようにしていきます。
犬が触られて嫌なところは、
- 顔
- 手足
- しっぽ
- 口の中
になります。
最終的にそれらも全て触られてもOKなようにすることが目標になります。
家具を噛まれて困っている、どうしたらいい?
アメリカンコッカースパニエルが噛むのは人の手だけではありません。
ときに、室内の家具がターゲットになることがあります。
なぜ家具を噛むかというと、人の手を噛むときと似ていて、
- 歯が痒い
- 運動不足でストレスが溜まっている
- 退屈だから暇つぶし
などがあります。
歯の生え変わり時期には、噛めるおもちゃを与え代用すればいいのですが、ストレスや退屈から来る噛み癖は、原因を解消してあげる必要があります。
アメリカンコッカースパニエルの子犬は、子犬であっても体力があり、毎日ある程度の運動が必要になります。
室内だけの運動ではなく、きちんと毎日散歩に連れて行くようにし、1日のうち短時間でもいいので、スマホやTVを観ながらではなく、きちんとアメリカンコッカースパニエルを見ながら一緒に遊んであげる時間を設けましょう。
靴下や靴を噛む!!なんで?どうしたらいい?
これもよくある話になります。
アメリカンコッカースパニエルの子犬が、隙あれば飼い主さんの靴下や靴を噛んでぐちゃぐちゃにしてしまうことがあります。
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