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ポメラニアンは、食欲旺盛で太りやすい体質を持った犬種です。
一般的に市販のおやつは犬の嗜好性を重視して作られているものが多いため、与え過ぎることで肥満になってしまうリスクがあります。
また、ポメラニアンのような小型犬は偏食になりやすく、おやつの美味しさを覚えることで普段の食事やドッグフードへの好き嫌いが出てくることも考えられます。
他にも、おやつに使われている素材によってはアレルギーを起こすことがあったり、おやつに含まれる添加物や保存料、着色料を摂取することで肝臓への負担になってしまうなどのリスクがあることを理解しておきましょう。
おやつデビューはいつから?
しつけにも役立つおやつではありますが、一般的な市販のおやつ生後半年にも満たない子犬期に与えるにはまだ早いでしょう。
子犬期は消化器官もまだ未熟です。
市販のおやつを与えることで消化不良などを起こしてしまう可能性があります。
そのため、生後半年頃までは、普段与えているドッグフードの数粒を使ってご褒美として与えてあげることをおすすめします。
生後半年を過ぎてから、徐々におやつを試していきましょう。
初めてのおやつは消化のしやすい原料のものか、柔らかめのおやつを与えるようにしましょう。
便の様子や原材料によるアレルギー反応が出ていないか様子を見ながら、色々なおやつを試してみると良いでしょう。
おやつの与え方
しつけの際におやつを与えてあげると良いでしょう。
ただし、与える量が多くなりすぎないよう1回あたりを小さめに与えるなどして、ご褒美として与える場合でも与え過ぎには注意しなければなりません。
愛犬におねだりされて与える、可愛いからつい与えるといったことは、与え過ぎよる肥満へ繋がりやすいケースです。
また、おねだりされる度与えていると、要求による吠えやイタズラなどの問題行動に繋がる可能性もあるでしょう。
おやつは、与える目的を明確にして与えるのが理想的です。
ポメラニアンのおやつの選び方
選び方① おやつの種類
市販のおやつには様々な種類があります。
代表的なおやつの種類とそれぞれのおやつのメリットとデメリットを知っておきましょう。
◆スナックタイプ
- メリット:種類が豊富にあるので愛犬が好きなものが見つかる。
- デメリット:口の中に食べかすが残りやすく歯石の原因になる。
◆乾物タイプ
- メリット:噛み応えがあるのでストレス解消になる。
歯石除去や歯石防止をすることができる。 - デメリット:与え方によっては、喉に詰まらせたり消化不良などのトラブルになる可能性があり、必ず飼い主さんの目が届く場所で与える必要がある
◆デンタルケアタイプ
- メリット:歯石の付着防ぐことができる
- デメリット:与え方によっては、喉に詰まらせたり消化不良などのトラブルになる可能性があり、必ず飼い主さんの目が届く場所で与える必要がある
それぞれのメリットとデメリットを踏まえた上で、目的や状況に合わせて使い分けて与えると良いでしょう。
選び方② 原材料を確認
市販の犬のおやつは、嗜好性を高める為、長く保存するため、おいしそうな見た目にするためなどの目的から「酸化防止剤」や「保存料」「着色料」などの添加物が使われていることが多いです。
しかし、添加物はアレルギーなどを引き起こす要因になったり、体に良い影響を与えないどころか肝臓などへ負担となる成分です。
愛犬の健康を考えるのであれば、無添加のおやつを選ばれることをおすすめします。
ただ、「無添加おやつ」と表記されてあっても、本来大事になる「原材料」の質が悪かったりすることも。
購入前に原材料をしっかり確認し、犬の体にとって粗悪な材料や添加物が使われていないか、原産国といった部分などしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
選び方③ カロリーや栄養バランスを考慮しよう
本来は、普段の食事でカロリー管理をされている方も多いかと思いますが、そこにおやつが加わることでカロリー過多、栄養過多になってしまわないよう注意が必要です。
できるだけ低カロリーのおやつを選ぶか、量を与え過ぎないことを徹底するようにしましょう。
「おやつを多く、ごはんを少なくする」というような対処は栄養面からNGです。
選び方④ 機能性のあるおやつ
近年犬の健康への関心も広まり、機能性のあるおやつや、愛犬の体に良い影響を与えるおやつなど様々あります


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