これだけは子犬の時期に直しておこう!パピヨンの気になる癖とは?

しかし、このままにしておくとコミュニケーションやお手入れがスムーズにできなくなってしまうため対処が必要となってきます。

◆対処法

普段から体の隅々に触れられるよう慣れさせておきましょう。
頭から尻尾、手足、口の中まで優しく撫でたりマッサージしたり普段から触っていくことを心掛けてください。

そして、実際にブラッシングなどをする時は、嫌がる様子がある時には無理にしないようにしましょう。
ブラッシングに対して悪いイメージを持っていることが考えられるため、まずはブラッシングに良いイメージを持ってもらうことを優先しましょう。
おやつやおもちゃで気を引きつつ、たくさん褒めるなどして良いイメージに変えていくようにすると良いでしょう。

歯が生え代わりの時期でむずがゆい・いたずら

犬は生後3カ月~半年頃までに歯の生え変わりがあります。
この時期は、口の中に違和感がや痒みがありますので、何かを噛むことで痒みを発散させようとすることがあります。

とくに好奇心旺盛な子犬期でもあるため、いたずら心も旺盛です。
スリッパやテーブルの脚、いすなどのありとあらゆるものを手当たり次第に噛んでしまうでしょう。

子犬とはいっても、歯は尖っていますので、ちょっと目を離したすきに大切な物が見るも無残な姿になってしまったという事も珍しくはありません。

◆対処法

犬は、噛んでも良いもの、噛んではいけないものを判断することはできません。
それを飼い主が教えてあげなければならないのです。

噛んでイタズラをされて困るものは、できるだけパピヨンの目の届かないところへ片づけておきましょう。
そして、噛んでも良いもの、おもちゃを与えてあげると良いでしょう。

また、電気コードなどをかじってしまうときは、噛みつき防止スプレーを吹きかけて予防しておくとよいです。

このほかにもよくあるのが、ペットシーツをかじって誤飲してしまうことです。
ペットシーツの上にメッシュ状になっているカバーを置くなどして、防ぐようにしましょう。

パピヨンの吠え癖

子犬はあらゆるものに興味や不安を感じやすいため、とくに吠えてしまいがちな時期ともいえます。
それではパピヨンの子犬が吠えがちなシュチュエーションとその対処方法をご紹介します。

「遊んで」「おやつちょうだい」など要求のために吠える

えさが欲しい、散歩に行きたい、遊んでほしいなど、何か要求がある度にしつこく吠えることがあります。

対処しないでいると、要求が通るまで吠え続けるようになってしまうことがあります。

◆対処法

これはパピヨンに問題があるのではなく、飼い主が犬の要求に応えてしまっていることが吠え癖を助長していることになります。

パピヨンは頭がよいこともあり、「吠えれば要求が達成できる」というふうに覚えてしまうのです。

これを治す方法は非常にシンプルで、吠えてもとにかく無視することです。
なにも声をかけず、視線も合わせないようにします。

それでも吠え続けてくるようならば、部屋から出て犬だけをその場に残し、おとなしくなるまで待ちましょう。
静かになったら部屋に戻り、そのまま吠えなかったら褒めてあげます。

吠える度にこれを根気よく続けていけば、「吠えても要求が達成できない→これは意味のない行為」ということが分かっていくため、吠え癖が治っていきます。

異常を察し威嚇や恐怖心から吠える

特に、音に対して少し神経質なところがあるパピヨン。
外の通行人や車の音、インターホンの音に反応して吠えることも珍しくありません。

この吠え癖を放置してしまうと、成長してからも当たり前のように吠えるようになります。

◆対処法

まずは早い段階から社会化のしつけを始めて、外の環境に慣らすようにしていきましょう。
そうすることで、外から聞こえる知らない音に対して、「怖がらなくても平気だ」と分かるようになっていきます。

通常、散歩はワクチンプログラムが終了してからがデビューのタイミングになりますが、ワクチン2回目以降は抱っこなどをして散歩をして外の環境に慣れさせていっても良いでしょう。

また、インターホンの音に対しては、威嚇のために吠えていたりします。
この吠え癖がついてしまうと、治すのが非常に大変ですので、癖がつく前の段階から対策をとることが大切です。

対策のひとつとしては、インターホンが鳴ったらハウスに行く、または「マテ」をする、といったような流れを教えることが効果的だと言われています。

夜になると寂しくて吠える・夜泣き

とくに家にやってきたばかりの子犬は、夜寝るときやハウスに入れられると「クーンクーン」と、ヒートアップすると「キャーン!!」と夜泣きしてしまうことがあります。
これは慣れない環境に不安を感じているのです。

それでも「かわいそうだから」と構ったりハウスから出したりしていると、「鳴くと構ってもらえる」と覚え、それが当たり前になってしまうことになります。

場合によっては1人でハウス内で寝るということができなくなってしまうこともあるため対処が必要です。

◆対処法

まずは、落ちついて過ごせるハウスを準備してあげましょう。

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