Contents
床で滑ると関節を傷めやすくなりますので、滑らないようにマットなどを敷いてあげるなど、工夫も必要になってきます。
通常のドッグフードではカロリーや塩分が多めになってしまいますので、シニア犬用のものに切り替えましょう。
もともと皮膚のトラブルが多いアメリカンコッカースパニエルですが、老犬になると一層皮膚にトラブルを抱えやすくなります。
毎日のブラッシングで、変わったことがないか確認するようにしましょう。
肥満は寿命を縮めてしまう原因になる!?
肥満が健康を害するのは人間だけではありません。
犬は太りすぎることで、糖尿病、心臓病、呼吸器疾患、骨関節炎、椎間板ヘルニア、尿路疾患などにかかる原因になります。
特にアメリカンコッカースパニエルは食べることが大好きな個体が多く、きちんと食事管理をしてあげないと太ってしまうことが多くあります。
1度太ってしまうと、犬のダイエットは大変苦労します。
特にシニア犬になってからでは、体力が成犬の時より低下している中、なかなか難しいダイエットになってしまうでしょう。
まずは、太らせないということが大変重要なポイントになります。
サプリメントを上手に活用しよう
アメリカンコッカースパニエルが成長していく中で、ときに、アレルギー体質になったり、内臓系の持病を持つようになることがあります。
病気の治療とともに、療法食やサプリメントを活用することで、通常のフードを与えるよりも体の調子が良くなるケースがあるので、健康に不安がある場合、獣医さんに相談をすることをおすすめします。
ご自身のアメリカンコッカースパニエルに合う療法食やサプリメントを処方してもらいましょう。
無理をしないことも大事
大事に育てよう、長生きさせてあげよう、そう思うと構えてしまいがちですよね。
無理はしなくていいのです。
緊張感いっぱいの毎日では、アメリカンコッカースパニエルも緊張してしまいリラックスができません。
のんびりできることをコツコツやっていくことと、アメリカンコッカースパニエルとの時間を楽しむことが、なによりも長生きの秘訣になります。
毎日小さな楽しみを見つけ、アメリカンコッカースパニエルと笑って過ごしましょう。
長生きしてもらうために絶対避けたいこと
アメリカンコッカースパニエルに、長生きしてもらうために必要なことをご紹介してきました。
それでは逆に、絶対してはいけない、避けたいこととはどんなことがあるのでしょうか?
放置する
忙しいからというのは言い訳になりません。
私たちにとっての24時間は、犬にとってはそれ以上に感じる時間です。
大好きな人に構ってもらえず放置されるのは、どんなことよりも辛いことで、それは相当なストレスになり、さまざまな病気を生む原因になります。
また、きちんとスキンシップをしてあげないと、アメリカンコッカースパニエルの些細な体調の変化にも気づいてあげられません。
粗悪なフードをあげない(人間の食べ物もあげない)
安全性があまりないような粗悪なフードは安価なことが多く、そういったフードを長期で与えてしまうと、さまざまな有害物質が体内に蓄積されてしまい、将来的に問題を起こす原因になり得ます。
また、同じように人間の食べ物もアメリカンコッカースパニエルにとって毒となることがあります。
人間用の食べ物は、犬のとっては味が濃く塩分も強いため、あげると喜んで食べるかもしれませんが、決して体にはよくありません。
特に、犬が食べてはいけない食材が使われている食べ物をあげてしまうと、中毒を起こし、場合によっては命に関わることになりますので、あげないようにしましょう。
近くでタバコを吸わない
タバコの副流煙は、人間のみならず犬にも害になります。
特に、人間よりも体の小さい犬への害は少なくありません。
また、外で吸ってきたとしても、手や洋服には有害物質が付着しています。
吸ってすぐアメリカンコッカースパニエルに駆け寄り撫でたり抱き締めたりするのも避ける方が賢明でしょう。
この記事のまとめ
- 体重11〜13kgの中型犬。ダブルコートの長毛種
- 毛色:単色、パーティーカラー、トライカラーなど20種類以上の毛色の組み合わせあり
- 性格:フレンドリー、温厚、寂しがり屋、甘えん坊、警戒心がほぼない、遊ぶことと食べることが好き、賢く物覚えが早い、
- アメリカンコッカースパニエルの平均寿命:12〜15歳くらい
- 長生きしてもらうためには?:体調とライフステージに合わせた食事を心がける、良質な食事を適量あげる、快適な住まい環境を作る、コミュニケーションをとる、検診を怠らない
- 肥満は寿命を縮めてしまう
- 長生きしてもらうために絶対避けたいこと:放置する、粗悪なフードをあげない、近くでタバコを吸わない
アメリカンコッカースパニエルの寿命は?長生きしてもらうためにできることは? さいごに
アメリカンコッカースパニエルの平均寿命は12歳~15歳で中型犬の中では長寿ですが、人間に比べるとあっと言う間に老化してしまいます。
老犬になってもずっと健康でいてもらうためには、太らせないようにする、シニア犬になったら常に細心の注意を払うようにするなど、たくさんしてあげることがあります。
私たちよりも速いスピードで年をとっていく犬のためにも、できることは全てしてあげるようにしたいものですね。
コメントを残す