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大きな音の車や大勢の人に圧倒され、小さなヨークシャーテリアは恐怖心を持ってしまって歩けないことがあります。
まずは外は怖いところではなく、楽しいところと理解してもらうために、できるだけ静かなところに連れて行って歩かせてみましょう。
少しでも何かに興味を示し歩き出してくれたら、思い切り褒め、少しずつ歩ける距離を伸ばしていきましょう。
抱っこをして歩き、たまに地面に降ろしてみる
散歩に慣れるまでは、歩くことを無理強いせず、基本は抱っこで移動でもいいでしょう。
たまに地面に降ろし、歩くことを促してみます。
少しでも歩いたら褒め、抱っこして歩きましょう。
ポイントは少し歩いたからといって、引き続き歩かせることを強制しないことです。
抱っこされていれば安全ということがわかれば、抱っこされながら外の世界を学習し、自信に繋がっていきます。
少しずつ慣れてくると、歩ける距離も自然と伸びてくるでしょう。
慣れるまでは短時間のお散歩をする
1日に◯分のお散歩が必要だから!!と、歩かないヨークシャーテリアを無理に歩かせないようにしましょう。
慣れてしまえば、帰りたくない!!と地団駄を踏むように必ずなります。
それまでは、確実に外の世界は怖くないと教えてあげることを重視し、ヨークシャーテリアが楽しいと思える行動をしましょう。
それは、近所の公園に行って帰ってくるだけでもいいのです。
恐怖心を植え付けず、外に行くことは楽しいと思えれば好奇心が勝ち、やがてぐいぐい歩くようになるでしょう。
ヨークシャーテリアの子犬がお散歩から帰ったら?
これもとても大切なことです。
散歩は裸足ですので、汚れや菌を落とすために、また指の間に何か異物が入り込んでいるのを除去するためにも、さんぽから帰ったら前足・後ろ足をきちんと拭きましょう。
特別なクリーナーを用いる必要はありません。
濡れたタオルか乾いた布でふき取ってあげます。
また、夏の暑い日の散歩はあまり長時間歩かせると熱中症になりますので、控えましょう。
外から帰ったら十分に水分補給を行い、体内にこもった熱をそのままにしておかないように心がけましょう。
ドッグランをたくさん活用しよう
普段のお散歩以外にも、ドッグランを活用してみましょう。
お散歩ではリードと首輪(ハーネス)が必須ですが、ドッグランではリードフリーでOKなので、思い切り外を走り回って楽しいということの他、普段使わない筋肉を使うので、いい運動になります。
また、他の犬たちと交流することで、犬社会を学ぶこともでき、ヨークシャーテリアの社交性を伸ばしてあげることができます。
暑い日のお散歩は要注意
楽しいお散歩ですが、1番気をつけたいのが暑い日のお散歩になります。
小さなヨークシャーテリアは、かなり地面に近いところを歩くので、暑い日の散歩では、地面からの反射熱もあり、相当熱さを感じてしまいます。
特に、真夏の地面の温度は60度以上になることもあり、熱中症やヤケドをしてしまうこともあります。
犬の熱中症は大変危険で、場合によって命を落としてしまうこともあり得ます。
暑い日の散歩は、早朝や沈んで涼しくなってからにしましょう。
また、歩かせる前には必ず飼い主さんが、自分の手で地面を触り温度チェックをするようにしてください。
お住まいの地域によっては、早朝であっても既に暑いことがあります。
そんな時には、日向は抱っこで移動し、日陰だけを歩かせたり、肉球を守るために靴を履かせるような工夫をしましょう。
雪が降る地域でのお散歩で気をつけたいこと
気を配りたいことは、暑い日だけではありません。
雪が降る地域にお住まいの方は、雪にも気をつけなければなりません。
ふわふわの雪なら問題ありませんが、1度融けて凍った雪はとても固く、ギザギザになっている場合、肉球を傷つけてしまう可能性があります。
あまりに酷い状態であれば、犬用の靴を履かせて歩かせるようにしましょう。
また、地域によっては融雪剤を撒いているところもあり、融雪剤が犬の足に触れるてしまうと、ヤケドのようになってしまいます。
また、万が一口に入れてしまうと中毒症状が現れることがあります。
いずれにしろ、融雪剤が撒かれている可能性がある場合は、そこを避けて歩くようにしましょう。
この記事のまとめ
- 体重2〜3kgの小型犬、長毛種のシングルコート
- 毛色:ブラック&タン、ブルー&タン、ブラック&ゴールド、ブルー&ゴールド(毛色は成長とともに変化)
- 性格:勇敢、負けん気が強い、甘え上手、好奇心旺盛、警戒心が強い、人懐こい
- 運動の重要性:運動不足の解消、ストレス解消、脳の活性化
- お散歩デビューの時期:2回目のワクチン接種後2週間以降
- ワクチンの終了前は抱っこでのお散歩も効果あり
- お散歩デビュー準備:リードと首輪(ハーネス)に慣れさせる、お散歩の時の持ち物準備(マナー袋、ペットボトルに水、ケータイ)
- お散歩に必要なしつけ:おすわり、待て、アイコンタクト、呼び戻し
- お散歩で歩かない対処法:「車や人通りの多いところを避けてみる」「抱っこをして歩き、たまに地面に降ろしてみる」「慣れるまでは短時間のお散歩をする」
- ドッグランを活用しよう
- 夏の日のお散歩は早朝か日が沈んで涼しくなってから
ヨークシャーテリアの子犬、いよいよお散歩デビュー!楽しく散歩をさせるには? さいごに
犬を飼ったら絶対したいことといえば、お散歩ではないでしょうか?
嬉しそうにポンポン軽やかに歩くヨークシャーテリアを見ると、こちらまで嬉しく足取りが軽くなります。
一緒に外を歩き、普段なら気づかないような小さなことや、季節の移り変わりを最愛のヨークシャーテリアとシェアすることは、何よりも幸せなことです。
みなさんとヨークシャーテリアが、毎日ウキウキで楽しいお散歩を楽しめますように。
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