犬を部屋で飼うには?犬も飼い主もストレスフリーな部屋作り

柴犬

室内には犬の興味をひくものがたくさんあります。

目に見える危険なものは片付けていても、ベッドの下や椅子の後ろなど、普段目に付かない狭い場所に小さなもの(ボタンや金属片など)が落ちていることがあります。

仔犬などは狭いところに入り込みやすく、成犬などは足で掻き出したりして、飼い主の知らないうちに誤飲していることもありますので細心の注意が必要です。

家族が留守の間にゴミ箱や灰皿をひっくりかえして、タマネギの皮やタバコの吸殻など食べると危険なものを誤食してしまうことも考えられます。

ゴミ箱はフタ付きのものにして、口に入れると危険なものは扉の閉まる別の部屋に置くようにしましょう。

コード類などは通電した状態で齧ると感電することがありますので、壁に固定して這わせたり、保護カバーをつけたりしておくといいでしょう。

・フローリングの床は危険!

犬にとってフローリングの床は滑りやすくとても危険です。

走って滑ったりすると骨折したり、股関節を痛めたり、椎間板ヘルニアの原因になったりします。

フローリグの床には滑りにくい素材のカーペットやコルクなどのジョイントマットを敷いて足に負担がかからないようにしてあげましょう。

・抜け毛には毎日のブラシングが必須!

部屋飼いで一番厄介なのが抜け毛対策です。

特にダブルコートの被毛を持つ犬種の場合は、年2回の換毛期があり大量の抜け毛がでます。

毎日掃除をしていてもすぐに部屋中に毛が落ち部屋の隅に溜まっていたりします。

抜け毛は完全に防ぐことはできませんが、毎日欠かさずブラッシングすることで抜け毛の量をかなり減らすことができます。

換毛期などは朝と夕の1日2回のブラッシングで下毛をしっかり取り除いてあげましょう。

犬を部屋で飼う時気になる臭い対策

犬を飼っている本人は気づかないことが多いのですが、訪ねてきた知人などから「部屋が犬臭い」と言われたことはありませんか。

犬を部屋飼いしているときの臭いの原因や臭いを消す方法、臭いを出さないようにする対策などにについて詳しくお話します。

犬を部屋飼いしている時の臭いの原因は?

犬を部屋飼いしているときの臭いは糞尿などの排泄物の臭いが主なものです。

また、口臭や肛門腺の臭い、体の汚れから出る臭いなどが、犬が部屋を歩いたり寝たりする場所に染み付きそれが臭いの原因になっています。

部屋についた犬の臭いを消す方法

犬の臭いは部屋そのものに付くわけではありません。

部屋に置いているものに染み付いた臭いが部屋全体に漂っているのです。

従って臭いが付着したものを排除するか、消臭してやることによって部屋の臭いを消すことができます。

まずはトイレシートなどの臭いの元になるものは汚れたたらすぐに新しいシートに取り替えましょう。
汚れたシートを捨てるときは部屋の外のゴミ箱に捨てるようにします。