チワワの噛み癖直したい!でも、マズルコントロールまで必要?

チワワの基本情報

世界1小さいチワワは、飼いたい犬種のトップをキープしています。

小さな体と大きな目が愛らしく、体の大きさに似合わず勝ち気な行動も魅力の1つです。

体が小さいことから、飼育スペースは大型犬ほど必要ではないため、マンションのような限られたスペースでも飼うことができます。

また明るく元気いっぱいなチワワはかわいいのですが、警戒心が強い傾向があります。

子犬期のうちからいろいろなものに慣れさせ、警戒する必要がないことを教える必要があります。

チワワの身体的特徴

  • 大きさ:超小型
  • 体重:1.5~3kg
  • 体高:15~23cm
  • 被毛の長さ:スムースコート(短毛)ロングコート(長毛)
  • 被毛の種類:シングルコートとダブルコート両方あり。個体によりバラバラ
  • 毛色:ホワイト、ブラック、クリーム、フォーン、レッド、チョコレート、ブラック&タン、パーティーカラー、トライカラー、ブリンドルなど
  • 平均寿命:12~20歳
  • 価格相場:10~30万円(血統の良さや見た目で価格はそれ以上になることがあります)

チワワの身体的特徴は、大きな目と耳、短めのマズル、丸みを帯びた額になります。

小さいながらも骨格がしっかりしているのですが、手足は細いので骨折などに気を付ける必要があります。

また多くのチワワはペコと呼ばれる、頭蓋骨が塞がらず穴が空いたままの個体がいます。

成長とともに塞がる場合もありますが、そのまま穴が空いたままのケースもあります。

ペコがあるといわれた場合、叩くことはもちろん、頭をぶつけることがないよう注意してあげるようにしてください。

チワワの性格・気質

  • 好奇心旺盛
  • 明るい
  • 勇敢
  • 警戒心が強い
  • 勝ち気
  • 甘えん坊

チワワは、大変献身的な愛情深い性格を持っています。

飼い主さん以外には警戒心をむき出しにしてしまうことがありますが、飼い主さんへ向ける愛情は非常に強く、何かあったときは小さな体を犠牲にしてまでも、飼い主さんを守ろうとします。

とはいえ普段のチワワはとにかく甘えん坊で、飼い主さんと一緒にいたがります。

それがかわいくて、つい甘やかしてしまいがちですが、度を越した甘やかしはチワワがどんどんわがまま犬になってしまう原因になるので、適度な甘やかしをするようにしてください。

またチワワは好奇心旺盛で明るい性格を持っているので、子犬期の頃からいろいろな人や犬と遊ばせ、チワワの欠点である警戒心を抑えてあげるようにしましょう。

どうして噛むの?社会化の重要性

そもそも、何故チワワは噛むのでしょうか?

もちろん噛まない子もいますよね?

その違いは一体なんなのでしょう?

いくつか原因が考えられますが、幼少期の環境が原因であることもあります。

犬は生まれてから一般家庭の家庭犬になるまでに、親犬や兄弟犬と過ごすことで社会化を学びます。

親犬に叱られたり兄弟犬とケンカをしたりして、さまざまなことを学びます。

そして「加減」というものを知っていくのです。

生まれて早々に親犬や兄弟ワンコから引き離され社会化が不十分な犬は、加減がわかりません。

ですので、「これ以上やってしまうと、相手を怒らせる、相手に危害を加える」ということがわからないのです。

それは、結果的に癖となって残ってしまうことがあります。

甘噛みと本噛みの違い

チワワが噛むには甘噛みと本噛みの2タイプあります。

甘噛みは子犬期にする場合が多く、噛まれても痛くなく、遊びの最中や飼い主さんにかまって欲しいときなど、興奮したときにすることが多いです。

一方本噛みは、ときに唸ったり鼻の頭に皺を寄せ、本気で噛んでくるので痛く、出血する場合もあります。

基本的に子犬期の甘噛みをうまくコントロールできれば、噛むことは良くないことと学習するので、理由なく本噛みをすることはほとんどありません。

そのため甘噛みをする子犬期に、噛み癖をつけさせないことがとても重要になります。

チワワが噛む理由

チワワの口は小さいので、噛まれても痛くないようなイメージがありますが、本噛みをされると痛いです。

あんなに毎日お世話をしてかわいがっているのに、なんで噛むの?と思いますよね。

チワワにはチワワなりの噛む理由があります。

まずはそこから理解していきましょう。

歯の生え変わりで痒い

チワワの歯は、個体差はありますが生後4~6ヶ月目くらいから徐々に永久歯に生え変わっていきます。

歯の生え変わり時期には、チワワは口の中に違和感を感じたり痒みが出たりするため、人だけでなく家具なども噛んで違和感を和らげようとします。

この場合の噛む行為は一時的で、歯の生え変わりが終了すれば噛むこともなくなります。

噛みごたえがあるおもちゃを与えることで、解決する場合が多くあります。

自分の方が上と知らせるため

集団行動をする犬は、家族の中でも自分の順位を決める傾向があります。

甘やかしすぎて育ててしまうと、自分が1番偉いと思い始め、気に食わないことがあると「こら!言うことを聞け!僕の方が立場は上なんだぞ!」と噛んでしまうようになります。

噛むことで相手に自分の方が上だと知らしめるのです。

不安や恐怖

チワワは強気な態度を見せる反面、実は大変臆病でもあります。

ちょっとしたことで恐怖を感じてしまい、恐怖を悟られないように怒りとして噛みつく行動になります。

また体罰などが日常的にあると、チワワには相当な心理的ストレスが溜まっていきます。

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