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そのストレスが限界に達したときも、体罰の恐怖を感じたくないために噛み付く行動に出てしまいます。
自己防衛
チワワは縄張り意識が高い犬種でもあります。
家族以外の知らない人が、自分のテリトリー(自宅)に入ってきた場合敵と判断し、テリトリーを守るために噛むという場合もあります。
または同じ家族でも自分の寝床に手を入れられるのが嫌いだったり、自分のおもちゃやおやつを守るため、取ろうとする手に噛み付くというのもあります。
要求
犬は言葉が話せないぶん、なにか要求があったときは行動で表現します。
基本的には飼い主さんをじっと見つめたり吠えたりしますが、一度でも噛んだときに要求が通った記憶があると、噛むと要求を聞いてもらえると学習している可能性があります。
どこかが痛いため
普段噛むことがなかったのに突然噛むようになった場合、体のどこかが痛いため、触られたくなくて噛んでしまうことがあります。
そのようなときは、チワワを観察してみてください。
どこか決まったところを舐め続けていたり、庇うような仕草をしている場合、そこを優しく見てみましょう。
また毎日のブラッシングの際に、優しく全身をマッサージするようにチェックしてみてください。
チワワの甘噛みの直し方
甘噛みはさほど痛くないものですが、噛んでもいいと学習してしまうと癖になり、いずれ本噛みになってしまう可能性があります。
甘噛みの段階でやめさせるようにしましょう。
今回は3つ直し方の方法をご紹介します。
1.手を使った遊びをしない
小さなチワワとは動く手にじゃれる遊びだけでも十分で、チワワも楽しく遊ぶでしょう。
ただ興奮してくると楽しい手への当たりが強くなり、つい甘噛みが始まってしまう場合があります。これは本能的に興奮した延長線上の行動になります。
手はじゃれて噛んでもいいものと学習させないために、お手軽に使える手遊びですが、手は使わずおもちゃなど噛んでもいいものを間に挟んで遊ぶようにしましょう。
2. 噛んでもいいおもちゃを与える
歯の生え変わり時期は、チワワはその違和感が気になり、なにかを噛みたがってしまいます。
なんでもかんでも噛まれては困るので、噛み応えのある噛んでもいいおもちゃを与えましょう。
注意したいのは、あまりに硬いものは口内を傷つけてしまう場合があるので気を付けてください。
またガムや骨を与える際には、丸飲みできないように飼い主さんが見ているところであげてください。
そしてロープ系のおもちゃは、噛み続けてロープの繊維を飲まないように、与えるときにはロープの状態を確認してからにしましょう。
3. 噛まれた瞬間に「痛い!」など短く大げさに言い無視
甘噛みをしてしまっても、叩いて叱るのは厳禁です。
暴力で抑え込むしつけ方法は、チワワと決して信頼関係を築くことはなく、飼い主さんに対して萎縮し、恐怖の対象でしかなくなってしまいます。
ただ状況により叱る行為は必要です。
ポイントは甘噛みをした瞬間のタイミングを逃さないことになります。
「痛い!」など短い単語で大げさに言い、遊びの最中であったなら、遊びを中断して数分チワワを無視します。
チワワにとって大好きな飼い主さんからの無視はとても嫌なことです。
甘噛みをしたら嫌なことが起きると学習すれば、自然と噛む行為はなくなります。
注意したいのは、無視する時間は数分の留めてください。
長時間の無視はチワワにストレスになってしまい、効果がありません。
また叱るときは人に話すように長々と話さず、短い単語にします。
チワワの本噛みの直し方
チワワが本噛みをするには必ず原因があります。
どんなチワワも最初から噛む個体はいません。
噛むようになったきっかけがあるはずです。
その多くは、良かれと思ってした行動が、チワワにとっては嫌だったという飼い主さんとチワワのコミュニケーションのズレにあります。
状況にあった対処法を試し、噛み癖を改善していきましょう。
よくある例をご紹介します。
散歩後、足を拭こうとしたら噛まれた
飼い主さんの気持ちは外から帰ってきたら、足をきれいにしてウチに入ろうと思いますが、チワワにとって足の裏は大変デリケートな部分で、触られるのは得意ではありません。
いきなり自分の急所を触られると、そこを守ろうとして自己防衛で噛んでしまいます。
◆対処法
普段から、どこを触られても怖くないということを教える必要があります。
触っても大丈夫なところのマッサージから始め、少しずつ範囲を広げていきます。
触らせてくれたら思い切り褒めてご褒美をあげるなどし、いきなり触るのではなく、チワワに心の準備をさせてあげます。
抱っこしようとしたら噛まれた
飼い主さんはかわいいチワワを抱っこしたかっただけでも、チワワにしたらいきなり高所に持ち上げられるのは驚きで、不安になる場合があります。
◆対処法
チワワとの信頼関係を築きましょう。
チワワがこの人なら大丈夫と信頼を寄せるようになれば、抱っこも至福の時間になっていきます。
そのためには先述したように、チワワの体のどこを触っても大丈夫なように慣らしていくほか、普段からお世話や遊んであげるなど、積極的にチワワとコミュニケーションをとるようにします。
ガムを丸飲みしないよう回収しようとしたら噛まれた
ガムや骨など丸飲みすると危険なおやつがあります。
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