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具体的にあげる方法や量についてご紹介いたします。
犬に海苔をあげる方法
海苔はメインの食材としてではなく、あくまでもトッピングという考え方であげるようにします。
あげるときは、大きい海苔のままあげずに、手やハサミで細かく切ってあげるようにします。
大きいままあげると、よく私たちにも起きるように、犬の口の中に海苔がくっ付き剥がれなくなったりします。
それが万が一喉に張り付いてしまうと、息ができなくなるので危険です。
または、手作り食の食材の1つとしてあげるのも方法になります。
その場合、海苔も食材と混ざり柔らかくなるので、口内のどこかに張り付くという心配も必要なくなりますね。
そして、シニア犬や療養中の犬の食事として、チキンスープの中に海苔を散らし、煮た野菜と一緒にあげると、海苔の栄養素をうまく取り入れることができます。
犬にはどれくらいの海苔をあげて大丈夫?
犬それぞれ個体差があるので、一概にこの量という決まった量はありませんが、基本的には、1回にあげる量は刻んだ海苔で例えるなら、ひとつまみ程度で十分な量になります。
参考
- 5.0kgまでの犬…0.3〜0.5g(海苔約1/4で0.5g)
- 10.0〜15.0kgの犬…0.8〜1.0g
- 20kg〜の犬…1.5〜1.8g
*1日に食べてもいいとされる量になります。
そして、毎日毎食にトッピングとしてあげるのは、トータル的に海苔の摂取量が多くなり、あげすぎになってしまうので、海苔をあげるのは週に1回程度にします。
あとは、犬のウンチを見て判断しましょう。
海苔をあげすぎの場合、ウンチが緩くなったり下痢をします。
また、海苔のあげすぎは尿結石の原因にもなるので、おしっこの量が少ないなど症状があるときは海苔をあげるのをやめ、獣医さんに相談しましょう。
犬に海苔をあげるときの注意点
犬に味付け海苔はダメ
味付け海苔はおいしいですが、犬にとっては味が濃すぎるのと、塩分が強すぎになります。
海苔を食べて得られる効果よりも、犬の体への負担の方が大きくなるので、味付け海苔はあげないようにします。
犬に大きいままの海苔はダメ
大きいままの海苔は、犬が食べたときに口内、喉に詰まらせてしまう可能性があるので、あげるときは必ず小さく刻んであげるようにします。
または、手作り食のトッピングとして水分と一緒に与えます。
犬の健康状態によって海苔は禁止食品
海苔にはヨウ素という成分が大量に含まれています。
そのため、犬が甲状腺の持病などを持っている場合、海苔を食べることにより病気が悪化することがあります。