犬の避妊手術について動物看護師が説明します!

避妊手術ができる時期としては、生後半年以降をオススメしています。

避妊手術のメリット・デメリット

メリット

○望まない妊娠が避けられる
メス犬が発情期になると、フェロモンがでるので、オス犬がよってきやすくなります。
去勢手術をしていない同居犬がいたり、散歩中に他の犬と関わる事があったりする場合は、避妊手術をする事でうっかりかかってしまったという事が防げます。

○発情のストレスがなくなる
メス犬は、生理中に発情期がきます。
メス犬にとっては、この発情期や生理中のストレスが多少なりともあるのです。
発情中は、気がきつくなるなどと性格の面でも変化があることもあります。
避妊手術をする事で、精神的に安定し、性格が穏やかになったり、発情によるストレスをなくしたりする事ができます。

○病気予防
避妊手術の最大のメリットは、メス特有の病気が予防できる事です。
避妊手術をしていないメスで多い病気が、子宮に膿が溜まる子宮蓄膿症や、乳腺腫瘍などです。
子宮蓄膿症は、放っておくと命の危険がある病気で、子宮をとらないと完治はしません。
乳腺腫瘍は、良性の場合もありますが、悪性であれば全身に転移しますので、これも命の危険があります。

デメリット

○生殖能力がなくなる
一度子宮を取ってしまうと、子供がほしいとなってももう作ることはできません。
それを踏まえて避妊手術を検討しましょう。

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