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犬用カートとは?
犬用カートとは、その名の通り犬を乗せて運ぶための手押し車です。
歩いたり走ったりするのが仕事のような犬をカートに乗せるの?と疑問に思われるかもしれません。
犬が番犬としてのみ必要とされていたころとは違い、犬も家族の一員として安全で快適な暮らしができるように、また人社会のルールやマナーを守り多くの場所で人と共存できるように、さまざまな犬用品や用具が考え出されてきました。
犬用カートもそのひとつだといえるでしょう。
では、犬用カートはどんなときに必要なのでしょうか。
犬用カートを使う理由その①老齢や病気・事故などで歩けなくなった
椎間板ヘルニアや股関節形成不全などの病気で脚が麻痺したり、不慮の事故などで歩けなくなる犬が多くいます。
また、どんな犬でも老齢になると足腰が弱くなり、いずれは歩行困難になっていきます。
歩かせるための補助道具としてハーネス等もありますが、長距離歩かせるには飼い主にも犬にも大きな負担になります。
室内でのみ過ごすようになると、ストレスから夜泣きや噛み付きなどの問題行動をおこしたり、寝たきりが早まったりすることがあります。
犬用カートを使うことで長時間の外出も可能になり、歩けなくても太陽の光や外の空気に触れることができ、犬だけではなく飼い主にとっても気持ちのリフレッシュになります。
歩行困難な老犬でも犬用カートで外出することで、外界の刺激を受けることができ痴呆防止につながります。
犬用カートを使う理由その② 街中での安全確保
最近では犬と泊まれるホテルや宿、ドックランやドックカフェが増え、犬も家族と一緒に街中や観光地、レジャーなどに出かけることが多くなりました。
人の多い街中や観光地で犬を連れて歩くのはなかなか大変です。
犬用カートを利用することで、人に踏まれたりぶつかったりなどの接触トラブルや、人の捨てた食べカスやゴミなどの誤食や誤飲、踏みつけなどの危険を避けることができます。
また、観光地やレジャーでは長時間歩いて移動することが多く、犬用カートを使うと飼い主も犬も疲れずに楽しむことができます。
犬をキャリーやカートに入れることを入場条件にしている観光施設もあります。
犬用カートを使う理由その③ 人社会のルールとマナーを守る
人が多く集まる場所に於いて、全ての人が犬に好意的なわけではありません。
犬が苦手の人もいますし、アレルギーを持っている人もいます。
抜け毛やヨダレ、ふいの飛びつきや顔舐め、マーキングなどは、犬好きにとっては何でもないことですが、犬に慣れていない人は不快に感じることが多いものです。
人通りの多い場所や入場可能なレストランやカフェ、イベント会場、公共施設・鉄道内などで犬用カートを利用すると、他者に迷惑をかける心配がなく安心して連れていくことができます。
犬用カートの便利な使い方と選ぶときのポイント!
犬用カートの便利な使い方
犬用カートは元気な犬の散歩でも便利に使うことができます。
行く時はカートに乗せ少し遠出をして帰りは歩かせるようにするなど、犬の体力に合わせて運動量を調節することができます。
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