犬にお風呂は必要なのか?
何故犬をお風呂に入れるのでしょうか。
そりゃ、臭いからに決まっているじゃないか!
そう、臭いし、皮膚にもよくないし、と思ってしまいますよね。
でも人間にとって不快なその匂い、かつて野生だった頃の犬にとっては必要不可欠なものだったのです。
野生の犬は嗅覚で自分と他者を判別したり、獲物を探したりしてきました。
人と暮すようになっても、その本能から自分の匂いが消えてしまうことをとても嫌います。
犬にとってお風呂で体を洗われることは決して嬉しいことではないのです。
では犬にとって負担のないお風呂とはどんなものなのでしょうか。
犬に汗の匂いはない?
犬の体には汗腺がほとんどない、ということをご存じでしたか?
犬の汗腺は足の裏と鼻の先だけにしかありません。
犬は体に汗をかかないのです。
したがって犬が人間のように汗の匂いで不快になるということはありません。
犬の体臭は体全体の皮脂腺から出る皮脂の酸化によるものです。
皮脂腺による体臭の強さは犬種によって異なります。
過度なシャンプーによる皮脂のとり過ぎは皮膚を弱める原因になりますので注意しましょう。
犬にとって香りのいいシャンプーは迷惑?
犬を洗い上げた後のシャンプーのいい香り。
さぞかし犬も嬉しいだろうと思うのは人間だけです。
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