漠然とセールだからという時には、パグ以外の犬種の価格もチェックしてみましょう。
また、犬以外のペット用品も一斉にセールをしている場合、本当にセールということは十分あり得ます。
ではそうではなく、パグだけなぜか安いという時どうしましょうか。
疑わしいときは避けることをおすすめしますが、どうしても一目惚れしてしまったパグは諦め切れません。
そんなときの、パグを選ぶときのポイントは、
- パグの体は骨格がしっかりしているか
- 頭がしっかりと大きく、四肢が強く太いか
- パグの被毛に艶があるか
- 目が斜視になっていないか(目線をチェック)
- 歩き方に異常はないか
- お尻まわりが汚れていないか
などになります。よく注意して見るようにしましょう。
先天性の疾患を抱えている場合、症状が進行しないとわからないことがほとんどですが、子犬の頃から骨格が弱く、力強く立てない個体は大きくなっても弱いことが多いです。
また、目線のチェックは大変重要になります。
水頭症や脳神経に問題を持っている場合、斜視や眼振などが起こります。
ペットショップとブリーダー、どちらが激安?
ペットショップとブリーダー、どちらが激安でパグを販売してることが多いのかと言うと少し難しいですが、スペースに限りがあるペットショップのほうがそういう傾向があると言えそうです。
全体的に見た価格の差は、ブリーダーのほうが仲介手数料やショップスタッフの人件費などがかからない分、安くなることがあります。
ペットショップは展示販売ですので、たくさんのお客さんの目をひくような小さくて可愛い犬を置いておいたほうが売り上げにつながることが多いです。
だから少し大きくなってしまったパグや、顔が可愛くないと判断されたパグは激安の価格をつけられて、早く販売してしまおうとします。
必ずしも価格では判断できない?
激安で売られているパグを避けるべきかどうかは、一概には言えないところがあります。
高い価格で購入したパグの性格が良くない、体が弱い、ということもないとは言えません。
激安で購入したけれど、賢くてとても元気であるということもあります。
命あるものですので、本来は価格をつけるようなものではないのかもしれません。
成長しすぎて激安になったパグも、子犬の可愛さはなくなってきていてもパグの愛嬌はなくしてはいません。
顔が可愛くないと判断されていても、それがとても可愛いと思える人もいるでしょう。
パグを購入しようとする時は価格で判断せずに、自分の目でパグの性格や健康状態を見極めて、自分がずっと一緒に暮らしたいと思えるような犬を選ぶようにして下さい。
選んだパグがたまたま激安であったとしても、パグの優劣には関係ありません。
家に迎えてから、どういうふうに飼育していくかが問題なので、慎重に選ぶようにしてくださいね。
この記事のまとめ
- 体重:6〜8kgの小型犬。ダブルコートの短毛
- 毛色:シルバー、フォーン、アプリコット、ブラック
- 性格は穏やかで平和主義。大変素直で喜怒哀楽がわかりやすい。食べ物と家族が命
- パグの価格相場は20〜30万円くらい。10万円以下なら激安
- パグが激安な理由:「月齢が大きい」「オス」「見た目が良くない」
- パグの全体的な価格はブリーダーが安い場合があるが、ペットショップの方が時期により激安になる傾向が高い
- パグが激安のときは、安い理由が妥当かをチェックする
激安なパグに身体的な問題がある場合、改めてちゃんと飼えるか考えてみること
パグを激安で手に入れるのは避けるべき? さいごに
パグの価格にはとても幅があって、中には激安価格で販売されているパグもいます。
激安価格になるには何らかの理由があるのですが、それはスペースの問題などで値段を安くして早く販売したいためで、パグの優劣や健康状態には関係がないことも多いです。
パグを購入するときには決して価格で判断しないで、実物をしっかりと観察した上で、自分が十数年、一緒に暮らしたいと思えるような犬を選ぶようにして下さいね。
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