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愛犬の運動不足から起こる問題
愛犬の運動不足になった時の症状を見てきましたが、そういった症状が見えてきた場合、そこから様々な問題が起きてきます。
どんな問題が起きてくるかご紹介していきます。
攻撃的になったり無気力になることで飼い主との絆にヒビ!?
運動不足から起こる症状でご紹介したとおり、運動不足からのストレスで、本来そんな性格ではなかった愛犬が、攻撃的になったり無気力になってしまうことがあります。
あまりにもガウガウして、時に家具に傷をつけたり、クッションなどをボロボロにしたり…
叱りたくはないけど、飼い主としてもそうなるとストレスが溜まってきます。
愛犬にしたら、なぜ散歩に連れて行ってくれない?
飼い主さんは、散歩に連れて行けないけど、ガウガウはやめて…
と、思うように気持ちを共有できないことが増えてしまいます。
うまく愛犬とのコミュニケーションを取れない場合、信頼関係や絆に溝ができてしまう可能性も出てきます。
肥満になることで、体の臓器に負担がかかるように
フィジカル的な問題として、単純に体重が増えてしまうと、まず体を支えている足腰に負担がかかってきてしまうことと、心臓始めあらゆる臓器に負担がかかってきてしまいます。
そして、肥満状態が続くことで、いろいろな病気にかかりやすくなります。
また、いざ手術をしなければならないとなった時、肥満の場合、麻酔量のコントロールが難しく、余計なリスクを負うことになってしまいます。
愛犬の老化が加速する!?
外を散歩するというのは、体力維持に必要なことですが、同じくらい脳の活性化にも作用します。
外を四肢で歩くことで、その感触が脳を刺激します。
同じように、見たもの、嗅いだもの、聞こえたもの、全ての情報が脳を活性化し、室内にいる時とは違う自然を全身で感じることで、その全てが刺激となり、アンチエイジングに繋がります。
そういう時間が極端に減ってしまうと、脳への刺激がなくなり、脳の老化が進んでしまいます。
愛犬の運動不足を解消するためにできること
外で運動できないことで生じる、様々な問題が分かりましたが、実際、怠けて散歩をしないわけではなく、したくてもできない状況にいる今、どうしたらいいというのでしょうか?
外に出ることで得られるメリットはたくさんありますが、運動不足を解消することは、室内でも十分可能なことなのです。
せめて室内で運動不足解消させてあげることに努め、言葉を話せない愛犬の気持ちを汲んであげませんか?
犬用おもちゃを使い、犬とコミュニケーションを取りながら遊ぶ
基本の遊びとして、
- ボール遊び
- 引っ張り合いっこ
- フリスビー
などがありますね。
これらは外でだけの遊びではありません。
室内でも十分楽しめる遊びになります。
犬用知育玩具を使い、脳トレしながら楽しく遊ぶ
犬用の知育玩具を使い、外から得られる刺激とは違いますが、犬用の知育玩具は愛犬を必ず夢中にしてくれます。
様々な種類の知育玩具がありますが、基本的には、あらゆるトリックがある中に、おやつやドライフードを隠し、見つけさせるものになります。
最近では、ノーズワークといい、布でできた知育玩具があります。
いろいろなデザインに縫った布の中におやつやフードを隠し、鼻を頼りに探し出す遊びができます。
布製の場合、簡単に洗うことができるので、衛生的におすすめします。
また、知育玩具はそれぞれ初級~上級とレベル別で選べるものが多くありますので、飽きることなく遊ばせることができます。
手作り障害物コースで室内散歩をする
室内での運動不足解消は、わざわざ犬用のおもちゃを揃えなければできないわけではありません。