犬のしっぽでわかる愛犬の感情表現!


生後3週間も過ぎる頃には兄弟と共に食事をしたり、一緒に寝たりして他犬を認識し始めます。

6~7週間を過ぎると兄弟と遊んだりケンカしたりして、他犬と触れ合うことで社会性を身に付け始めます。

しっぽを振るのも社会化のひとつで、生後60日頃にはほとんどの子犬が母親や兄弟からしっぽを振ることを学ぶようです。

このころの生活環境が大きく影響するので、早くに母親や兄弟から引き離されると、しっぽによる感情表現が苦手な子犬になることもあるようです。

犬のしっぽの振り方や位置でわかる感情表現

犬は言葉を持っていないかわりにいろいろな表現方法で感情を伝えてきます。

しっぽの振り方や位置もそのひとつです。

犬はしっぽの振り方や位置でどんな気持ちを伝えようとしているのでしょうか。

しっぽで伝える愛犬からのサインをしっかり受け止め理解してあげましょう。

犬がしっぽを大きく振る時

飼い主や大好きな人などに信頼と喜びを表すときに見せます。

しっぽを立てて大きく振り、飛びついたり、顔を舐めたりします。

仲良しの犬に遊びを誘うときにも、体を低くしてしっぽを大きく振ります。

特に激しく大きく振るときは大喜びしている証拠です。

犬がしっぽを低い位置で小刻みに振る時

飼い主や見慣れた人に遊んでもらいたい時や、おはよう、こんにちわ、といった挨拶がわりの時もあります。

歓迎や嬉しさの表現です。

犬がしっぽを高いところで小刻みに振っている時

周りの犬や、散歩中に出会った他犬などに威嚇したり牽制したりする気持ちの表れです。

自分を優位に見せるための仕草です。

犬がしっぽを右に振っている時

左脳のポジティブな感情は右半身に現れます。

しっぽを右に振っているのは心がゆったりとリラックスして安心している状態です。

大好きな飼い主と遊んだりしているときに見られます。

犬がしっぽを左に振っている時

右脳のネガティブな感情の表れです。

初めて会う犬の前や、自分より大きな犬に出会った時など、不安で落ち着かない状態の時に見られます。

犬のしっぽが水平になっている①(リラックスした状態の時)

他犬や人が遠くに見えた時や、何か近づいてきた時などに見られます。

警戒心はなく、興味や関心が強く“何だろう?”という好奇心の表れです。

犬のしっぽが水平になっている②(緊張状態の時)

しっぽや体に力が入って緊張が見られる場合です。

他犬とおもちゃの取り合いなどで、どっちが取るかと見合っている時などに見られます。

威嚇や攻撃まではいきませんが、相手を牽制して様子見している状態です。

犬のしっぽが背中に反り返るように立っている時

背中までしっぽを反り返るように高く上げるのは自分の存在をアピールするためです。

しっぽは高く上げるほど肛門腺がよく見えます。

肛門腺には自分の存在を示す分泌腺があるので、それを他犬に見せることで自分の強さを相手に示します

しっぽを高く上げながら、体やしっぽの毛が逆だっているときは強い威嚇の状態です。

犬同士の場合は攻撃寸前の時ですから、向きを変えるなどして乱闘になるのを防ぎましょう。

犬のしっぽを足の間にはさんでしまっている

不安と恐怖の表れです。

肛門腺を隠すことで自分の存在に気付かれたくないという意思表示です。

負けを認めたというサインですから、犬同士なら相手が攻撃せず去ってくれることもあります。

動物病院での診察や雷などの大きな音に怯えた時にも見られます。

同じようにしっぽを足の間にはさんでいても、体の毛が逆だっている場合は恐怖心が極限にきているので、手を出すと噛み付かれる恐れがありますので注意しましょう。

しっぽを追いかけてクルクル回る

子犬が自分のしっぽを追いかけてクルクル回っているのは、一人で楽しんで遊んでいることが多いのですが退屈しているときにもこの行動が出ます。

仔犬がしっぽを追いかけていたらできるだけ一緒に遊んであげるようにしましょう。

成犬になっても同じ行動を繰り返す時は常動行動・常動障害という問題行動であることも考えられます。

悪化すると自分のしっぽに噛み付いたりすることもあります。

ストレスや運動不足が原因といわれていますので、しっかりと散歩や運動をさせてストレスを発散させやることが大切です。

しっぽがずっと下がったままの時は要注意!

犬がずっとしっぽを下げたままの状態が何日も続くようなら何らかの病気のサインかもしれません。

考えられる病気としては肛門周辺の疾患が考えられます。

肛門腺や肛門が炎症をおこしているとしっぽを丸めて肛門をかばう仕草をすることがあります。

また、しっぽが上げられなくなる病気として馬尾症候群というものがあります。

腰椎・仙椎の中の馬尾神経に障害がおこる病気で、足や腰に痛みが出てふらつきや跛行が見られることがあります。

進行すると足に麻痺が出ることもあるので、しっぽを下げたままの状態が長く続くときは獣医師の診察を受けましょう。

老犬になると足腰が弱ってくるため後ろ足に力が入らなくなり腰の位置が下がります。

腰の位置が下がることでしっぽが下がったっままになって上がらなくなります。

しっぽが下がったままだと前足に力が入らなくなり、バランスをとろうとして頭を下げるようになるので背中が湾曲してきます。

老犬でしっぽが上がらなくなったら注意しましょう。

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